東のエデン 劇場版Ⅱ Paradise Lost
2010年 03月 28日一説には「こじんまり」という意見まであったけど
僕は前作よりもぐいぐい惹きつけられ、
最後まで見入ってしまいました・・・
ま、ミサイルどかーんだけが「売り」の作品ってわけではないんだよね~
今回はどかーんがない分、オープニングのCGが凝ってました(w
東のエデンとは? って方は →こちらから
テレビ版と劇場版の遜色がわからないくらい、
ドラマがすごくしっかりしてます
ま、悪く言えば、劇場版が・・・(略
でもその劇場版になって「正義の賞味期限」がすごく意識されて作られてたように
感じるんですね。
当然だけど、ある種の「正義」って賞味期限があるんですよね。
この国を一生懸命、よくしようと頑張っていたけど、
21世紀を迎えた時、「その行動は間違っていた」との烙印を押され。
そのあげく「既得権にしがみつく」「おっさん」たち
(この2つの単語が、くっついてこの作品では取り上げられます)
そしてそれに対するのは「ニート」。
ふつーに働いてるヤングサラリーマンとかじゃなくて「ニート」と言い切るのが
この作品のスゴい所です(w
「既得権にしがみつく」&「おっさん」の子どもにあたります。
つか明治人の世代をルネサンス人と考えると
エデン言うところの「おっさん」はバロック?
僕たちはロココ。
ニートだろうが、若き社会人だろうが
根本的にはスウィーツ(笑)を人生にもとめてやまない
幼形成熟というかネオテニーというか。
ウーパールーパーみたいなところは否めないとおもう。
本作では「おっさん」の青春時代の「闘争ごっこ」に使われた、
いわば”墓碑”みたいなモノが登場。それに助けられる「ニート」・・・
という展開もありました。象徴的ですね。
・・・っても「劇場版 Ⅰ」の内容が
案外・・・「ライ麦畑でつかまえて」の引用があったっけー
的にボンヤリになってたんで
DVDで昨晩チェックしてから見に行ったんです。
というわけで、今日はクリアに面白さを体感できたかな、と。
しっっかし、滝沢朗先生(画・左)がこれでもかっていう位に
イイ男に描かれてねー・・・。
テレビ版のほうが自然で好きだったかな・・・
なぜか全裸だったりしたけど ←いまだに謎 記憶喪失したら裸になるんかいっっ
そしてその後、テレビを買いました!
いやー・・・すったもんだありましたが、いいのが買えました。
あえて小ぶりにしたけど、最新液晶にしましたです。
やっぱ白黒の映像ですら、表現力がまったく違う・・・ぽい。
いったん買うとそう簡単に買い換えるモノじゃないので(そういう性格)、
そうとう買うのにはプレッシャーがかかり。
買うって言い出してからすでに4年くらいが過ぎていたのでござった。
はぁ。
ビックカメラの人が真剣に考えてくださって、
タイムセール価格からさらに
1万円近く安くしてくださったです。
ありがてぇ・・・
結局、お店に入ってからお買いあげまで
(係員の接客待ち50人!! ・・・思ったより早かったけど)
なんと3時間位。
はぁぁぁ。
しかし諦めずにいろんなアドバイスをくださった
ビックカメラのスタッフの方のおかげで、なんとか
いいテレビが買えました。
商売道具だしねー。