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東のエデン 劇場版Ⅱ Paradise Lost

本日は、まだ見てなかった『東のエデン Paradise Lost』をチェック!!



Eden_of_The_East_m2.jpg一説には「こじんまり」という意見まであったけど

僕は前作よりもぐいぐい惹きつけられ、

最後まで見入ってしまいました・・・



ま、ミサイルどかーんだけが「売り」の作品ってわけではないんだよね~

今回はどかーんがない分、オープニングのCGが凝ってました(w



東のエデンとは? って方は →こちらから







テレビ版と劇場版の遜色がわからないくらい、

ドラマがすごくしっかりしてます

ま、悪く言えば、劇場版が・・・(略



でもその劇場版になって「正義の賞味期限」がすごく意識されて作られてたように

感じるんですね。



当然だけど、ある種の「正義」って賞味期限があるんですよね。



この国を一生懸命、よくしようと頑張っていたけど、

21世紀を迎えた時、「その行動は間違っていた」との烙印を押され。



そのあげく「既得権にしがみつく」「おっさん」たち

(この2つの単語が、くっついてこの作品では取り上げられます)



そしてそれに対するのは「ニート」。

ふつーに働いてるヤングサラリーマンとかじゃなくて「ニート」と言い切るのが

この作品のスゴい所です(w





「既得権にしがみつく」&「おっさん」の子どもにあたります。



つか明治人の世代をルネサンス人と考えると

エデン言うところの「おっさん」はバロック?

僕たちはロココ。

ニートだろうが、若き社会人だろうが

根本的にはスウィーツ(笑)を人生にもとめてやまない

幼形成熟というかネオテニーというか。

ウーパールーパーみたいなところは否めないとおもう。



本作では「おっさん」の青春時代の「闘争ごっこ」に使われた、

いわば”墓碑”みたいなモノが登場。それに助けられる「ニート」・・・

という展開もありました。象徴的ですね。





・・・っても「劇場版 Ⅰ」の内容が

案外・・・「ライ麦畑でつかまえて」の引用があったっけー

的にボンヤリになってたんで

DVDで昨晩チェックしてから見に行ったんです。

というわけで、今日はクリアに面白さを体感できたかな、と。





takizawa.jpgしっっかし、滝沢朗先生(画・左)がこれでもかっていう位に



イイ男に描かれてねー・・・。











テレビ版のほうが自然で好きだったかな・・・



なぜか全裸だったりしたけど ←いまだに謎 記憶喪失したら裸になるんかいっっ












そしてその後、テレビを買いました! 



いやー・・・すったもんだありましたが、いいのが買えました。

あえて小ぶりにしたけど、最新液晶にしましたです。

やっぱ白黒の映像ですら、表現力がまったく違う・・・ぽい。



いったん買うとそう簡単に買い換えるモノじゃないので(そういう性格)、

そうとう買うのにはプレッシャーがかかり。

買うって言い出してからすでに4年くらいが過ぎていたのでござった。



はぁ。



ビックカメラの人が真剣に考えてくださって、

タイムセール価格からさらに

1万円近く安くしてくださったです。





ありがてぇ・・・



結局、お店に入ってからお買いあげまで

(係員の接客待ち50人!! ・・・思ったより早かったけど)

なんと3時間位。



はぁぁぁ。

しかし諦めずにいろんなアドバイスをくださった

ビックカメラのスタッフの方のおかげで、なんとか

いいテレビが買えました。



商売道具だしねー。
by horiehiroki | 2010-03-28 01:00 | 映画