ドラマティック百人一首、よろしくです

アマゾンでもついに本日12月10日、「ドラマティック百人一首」発売されました!

http://hirokky.exblog.jp/16998660
のコメント欄へのレスでも書かせてもらったけれど、

来年の大河は、たくましい平安 ってキーワードでやるみたいです。
自分の百人一首は、あたらしい源氏~につづく、「ふてぶてしい平安」路線の本です

恋愛史観って自分のスタイルのことを誰かがいってくれてましたが・・・(笑

平安時代の物語のお姫様ではなく、現実に平安時代を生き抜いたお姫様たちは、みんな、相当にふてぶてしかったと思いますよ!

「源氏物語」は、書き手(紫式部)のたぐいまれな文才が、そういう強くなってしまう、強くならざるをえない女たちのどうしようもないサガを美しい言葉でくるんで、雅やかに表現できているけれど・・・。

それと同じことは、同時代の作家たち。そして歌詠みたちが「あえてやろう」とはしなかったことですね!

歌は自分をキレイに表現する、CMみたいなもんです。

逆に生々しすぎる歌を詠む人は、人気が出なかったりも(くわしくは「ドラマティック百人一首」本書を読んでください)・・・。

そして平安時代も「源氏」が書かれた中期と、今度の大河「清盛」で取り上げられる後期(末期)とでは、まるで貴族たちの暮らしぶりも実は、違います。

まず、公家である摂関家(天皇を補佐する、摂政・関白を出す家)こと、藤原家の嫡男筋の栄光にも「かげり」が見えてきます。

天皇家に娘をとつがせ、その娘に男の子(将来の帝)を生ませ・・・というプロジェクトは、道長の息子の代で実はすでに頓挫しかけてるんです(笑

後期になればなるほど、天皇家が勢力をぶりかえし、ウチの子や孫の面倒はワシがみる! 式に、天皇を退位した上皇とか、その上皇が出家した法皇とかの身分をもつ人たちが世の中を振り回すようになります。

以前は、午前7時頃から政務がはじまり、文字どおり朝に重要な会議があるから、朝廷といってたのに。

平安時代後期では、夕方や夜になって、ようやく会議がスタートするという、現代の編集部みたいなダレダレ感・グダグダ感が漂っていたり(笑

それって実質的には「晩廷」じゃん。

そして、ちょうど、その朝廷がグダグダになりつつある時期に、藤原定家という百人一首をまとめた歌人は生き、古代から平安時代後期までの「名歌」をまとめてるんですねー。

まんぜんと歌の意味を追うだけでは「平安時代」ってでっかい看板みたいなイメージ(学校で強制的に習わせられるイメージ)に隠され、見えてきにくい本当の時代背景、歌人の人物像、それから恋歌などは自分なりの解釈をいれて、ドラマティックにまとめました。

ということで、ドラマティック百人一首、よろしくです!

アマゾンでももう買えます
by horiehiroki | 2011-12-10 05:45 | お知らせ | Comments(0)