エヴァQレビュー補遺
2012年 12月 28日日本の20世紀末を代表する作品のひとつ「新世紀エヴァンゲリオン」は、「新世紀」だなんていってるけど、どの何よりも世紀末ちっくな作品でした。
世紀末はおわり、エヴァは新劇場版(通称・新世紀版)が公開されていってる。
色々レビュー書きましたが、あそこでぼくが言及した「甘美な何か」とはそのまんま日本の世紀末の空気じゃないか、と。
ーーーちなみに12月のエヴァンゲリオンストア(原宿)のディスプレイなどを(写メで)見たり、ツイッターのタイムラインにながれてくるファンの人々の声を断片的に眺めていると、エヴァがエヴァでありつづけることを求めるヒトたちにとって「Q」って無かったことになってるんじゃないか。なんてことを思ったりしてますーーーー
じゃあ、「Q」が公開され、まったくエヴァすら変質してしまった今という時代を何と呼ぶべきかといえば・・・・・「新世紀」どころか、無明の闇に取り囲まれていると思えてならないんです。