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大型家具の搬送

友人知人からソファなど大きな家具をもらいうけるときに使いたいのが大型家具便的なサービスですよねー。

しかし、思ったより事態はややこしかった。

今回は一人がけのソファとしても使えるデザインのマッサージチェアと、ガラスのサイドテーブルだったんだけど、それらを梱包なしで運びたいという要望がありました。

これだけなのに、価格&サービスの大きなばらつきがありました。

佐川>赤帽>クロネコ が知人にいわせると、作業の丁寧さでは保障付き、らしいんですが。



佐川急便 … 

×なポイント …時間指定をすると、値段がいきなり3割もあがる。
○なポイント …口コミはよいようだ。

当初はわりとリーズナブルなことをいってたのに、●日の●時以降でおねがいできますか? とまかな時間指定を切り出すと、値段がいきなり3割あがる(笑 そしてガンといって聞かない。
ええええーって感じ。
不信感があって使いたくなくなりました。それ以外の場合、9時から17時までの間、いつくるかわかんない集荷を待たねばならないらしいです。来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに…状態。


※これにはじまり、佐川のオペレイターはもっとも機械的で低品質な対応しか出来ない気がする。3人くらいと話しましたが。いずれも企業イメージにはふさわしくない、アレなレベルでした。

これは最近、現場を一切経験しないでオペレイターのみをしているヒトが大半を占めてるから、かもしれません(てかそういうものらしい)

いちおうオペレイターの上役さんは現場経験者だったりするんだけど、個々のオペレイターの対応品質をカバーするには到れていない。のだそうで。

別のソファを搬入しようというときのことです。ソファのメイカーが佐川を使うということだったので、「どうも廊下幅より、ソファのほうが厚みがあるみたいだ」と、焦ったぼくは電話しました。
「廊下の幅がXXセンチなんだだけど、それよりソファは10㎝ほど厚みがあるようだ。これは搬入できるのか?」
という質問に対してオペレイターは
「10㎝もあるようであれば難しいでしょう。現場のドライバーの機転で何とかなるかもしれませんが」
と繰り返すのみ。

見積もりもできませんのでー。お客様のはんだんでーー。決めていただくしかー

とかいうだけ。

結局、その人の上司さんに相談するハメになり、彼が現場経験者でしてね。

助けてもらいました。

大型家具、大型家電を値段だけ見て買って、実際には搬入できなかった、なんてことってすごくよくあるらしいんですよね。

でも恐ろしいことに、お店は少しでも値段を下げて、安く見せるため、
「もし、家に入らなくてもそれは客のミスですから、現地に置いてきて下さい」「ウチは引き取りはしません」
なんて一番ラフな契約を運送会社と結んでたりするんだそーで。

だからこそ、荷物は搬入できる範囲かどうか、それをオペレイターさんはもう少し丁寧に考えてもらいたいものです。

なお、上司さんはソファの幅だの厚みだの長さだの色んなサイズを確認した上で、「そういう場合、くるっとひっくりかえして、いちばん幅の狭いところを廊下幅に合わせればよいだけですから」と解決策を出してくれました。まぁ…当たり前のことなんだけど。焦ってる人間には気づけない。安心して利用できました。
彼みたいな有能なヒトこそ、窓口に当たるべきかと思いました。




クロネコヤマト 

×なポイント … お金の受け渡しが集荷時のみ、などシステムが一方的。午後集荷の場合、荷物の到着は当日は無理。

○なポイント … 安くつくのに、ある程度の時間指定ができる。


うまくつかえば、たぶん3,4割は安めにあげられると思います。

しかし、定額制ではなく、集荷時に現地でサイズを採寸、値段がそこで決定するシステムなのが良し悪しですね。

9時から21時までの12時間を4区分にわけた時間帯のいずれかを無料で選択できるのは佐川よりはいいでしょう。

しかし、集荷時に絶対に支払をすませなくてはいけないというような相手都合のルールが多数かつ厳格で、家族間ならともかく、それ以外の場合、わりと不便だと思います。

オペレイターは一番こなれてる印象でした。


赤帽 … 

×なポイント … 手間暇、体力がかかりそう。

○なポイント … 時間があまってて、とにかく安く上げたい場合には使えるかも。

安いイメージのある赤帽だけど、それは一人のドライバー 兼 スタッフのみを使った場合。つまり自分が率先して荷物をスタッフの一員として安く上げたいのであれば、わりとおとくかもしれません。たしか8000円とか1万でいいって言われたかな。→ TELを受けたヒト次第ってトコはあるかも 

しかし、定時に現地集合で、スタッフさんと荷物運び入れたら、トラクターに自分も乗っかって目的地まで向かう…というようなかなりの手間暇が基本的にかかります。

二人のスタッフを使うと、他社よりググーンと割高になっちゃいます。(たしか2万円ってたかな)

ようするに一つの車に一人のスタッフというのが赤帽の考え方で、二人のスタッフ=二台の車を借りだしたことになるみたいで。


引越のサカイ … ウチは引越の時にココを使いました。かなりよかったです。
今回はその時の記憶で単身者便なんてのも考えましたが、他の会社の2倍以上の値段でしたので、お話になりませんでした。


引越業者でいえば、(23区内などの短距離引越の場合)ココは、値段的にも使えるとおもいました。ただしオペレイターが完全にスタッフさんなので予算&トラクターの準備などに誤差はでないにせよ、ちょっとタドタドしいとこはあるかな。


今回は使いませんでしたが、二人のスタッフの方が来て、時間指定ができて、(時間指定が不可能なプランの)佐川と同じくらいの価格なわけですよ。赤帽みたいに自分がスタッフの一員になるって場合もアリだそうで、そのさい、かなりお金は浮かせることができる気がします。


総論すると、とくにオオモノの運送業者であればあるほど、こういう小モノ運びみたいな細かい仕事はホントはしたくないんだけど、的なオーラは節々から出てるかな(笑
by horiehiroki | 2013-05-13 00:08 | 日々