軍師官兵衛2 「忘れえぬ初恋」
2014年 01月 14日ま、前回よりはよかったんじゃないですか。
相変わらず地味ですけど。
というか、この人が、ホントに天下人といわれる人たちと渡り合えるの時がくるのであろうか、と思いますよね。脚本家の術中に填ってるわけですけど。
ナレーション、ネットでは大炎上したようですが、ぼくははやくも慣れました。意外に味がある。とも思いました。
花の命はみじかくて~ 人の命もまたみじかい~~
ってのを、
婚礼の瞬間から未亡人フラグの立ってるおたつさんのシーンに被せてくるあたりの直球ぶりね、ワオーっておもいました。
てか未亡人ですめばいいけど、第三回のあらすじよんだら>死亡フラグ立ってるんですかね?
宿敵・赤松家の脅威が去らぬなか、黒田家と同盟国との間に政略結婚の話が持ちあがり、官兵衛の幼なじみ・おたつ(南沢奈央)が花嫁に選ばれる。お互い憎からず思いながら引き裂かれてしまう官兵衛とおたつ。 しかし、万感の思いでおたつを見送った官兵衛のもとに、宿敵・赤松が兵を挙げて室津城に向かったとの知らせが入る。そのころ、室津城ではおたつの婚礼が行われていた
おたっちゃんは、湊かなえが脚本かいた深夜の「高校入試」ってドラマで音楽の先生やってた人ですよね。
あと金子ノブアキっぽい人が出てるけど、おクチのカタチしか記憶と一致しない! っておもってたんだけど、ほんとにノブアキだった。
ノブアキといえば「おひさま」に出演して、戦後の社会の激変度合いについていけなくて
最終回あたりでヒロインと再会したのはいいけど、狂ったスナフキンみたいな出で立ちでボロボロ。
「この国を!! 想っていた!! 者たちは!! もはや!! いない!!!!!!!!」とかシャウトして、すっごい空気を乱すだけ乱してもう出てこなかったのが頭にこびりついています。
今回も、やたらとツンツンツンで、これがいつしかデレデレデレにかわるのか????とかおもうと「武者震いじゃ(by 官兵衛)」。
ノブアキすごいよねー。
登場の瞬間から岡田官兵衛睨み付けてるし、
新参者に入りこまれて心外な名門女子大学のソロリティの主、みたいな感じで
「そなただけがよそものじゃ!!」とかイジワルするし。
今回、岡田官兵衛はかなりがんばってて、個人的に、官兵衛さんが予想した部分と違う所から(とくに女人に)レスされると小さいこえで、
「・・・・ぇ?」
って囁くようにしてから、「・・・・でございます」と答える部分ね。
この「・・・・ぇ?」がすごくよかったw
高岡さきさんとかとの会話でも出てきたし、初恋のおたっちゃん相手の時にも出てきた。
「・・・・ぇ?」の人ですね。
まだ官兵衛さんって(
これで8歳。っていいきってた先例も大河にはあるので、なんともかんともですけど、
この「・・・・ぇ?」が、まことに十代の若者ぽかった。
あとツンツンノブアキ(アホ)が、追え!追えーーー!!!とかあきらかに瀕死フラグたちまくりの状況で、
森につっこんでいったシーン。
まわりの大人に「ノブアキが危ない!」みたいなことを、馬をぐりぐり360度回転させながら訴えるときの馬術の巧みさね。
岡田官兵衛すっごいわ。
あと、官兵衛の台詞が字幕入りで紹介され
「◎◎の術!(孫子)」みたいなのが出るのは、けっこうな破壊力。
ふきだしてしまいました。何故かw
来週が色んな意味で楽しみです。。
ぼくからの歴史解説はあまりにローカルな話題がつづいておりますので、今回はありませんw