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軍師官兵衛 裏切る理由

前にあんまり人物の心裏にまで踏み込まない…って書いたけど前回はすこし新しい流れがおきておりました。
ということで、今日は盛り上がるのか?と思っておいて、
金子ノブアキも「アッー」ならぬ「ウッー」て変な声あげて
アッサリ死んじゃった
し、
尼子さんも「援軍がこない」ってなると怨みの小言もひとこともなく
アッサリ散っていったし
鹿之助さんもアッサリ死んじゃったし、
どうも爆発感に欠けた回でございました。
くすぶり系の官兵衛さんは
ワラを載せた荷車に火をつけて、毛利の陣地につっこませる
爆発でもするのかとおもいきや、それすらしない
イヤがらせをしてました・・・けど、アレはいったいどういう意味があったのでしたっけ(他人事

君子の交わりは淡さこと水の如し!
な感じで、見てるモノが
くすぶりまくりの回でございましたなw

仏前のお題目みたいにみなさん孫子だのなんだのを
声をあわせて唱和なさってましたとか、ああいうところが
印象にのこった。

そして全てを象徴するかのような燃えるワラ車でございますな。


官兵衛を「監禁する」荒木村重にかんしては、ここ1ヶ月位の放送のなかで
ちょいちょい触れていってましたねw
今日はずいぶんとノイローゼでござった。

・・・・で全然関係ないんですけど、日本で初めて紅茶を飲んだと思しき人物は
大黒屋光太夫だそうです。
18世紀後半を生きた大黒屋光太夫は仔細はぶきますが、海難事故にあって遭難、
助けられた舟にのってロシア帝国にいってエカテリーナ女帝(エカテリーナ二世)と面会もしたという人物です。
面白かったのは1787年8月、カムチャッカ司令官のオルレアニコフ少佐なる人物の御屋敷に招かれ、そこで牛乳を飲む時、すずの大きな鉢に入った、白酒に似た味のものをサジをつかって飲んだという記述を残しております。とても甘くて美味かった、と光太夫がいっていること。
カレはそれが牛乳だと後になって知った・・・のだそうです。
美味しかったのだけれど、牛の乳のカタマリ(チーズのこと)は、気持ち悪くて手を出せなかった、とのこと。
こちらも興味深いです。
日本人と肉食の歴史はいろいろ語られていますが、牛乳は知らなければ飲めるが、知っていると心理的な抵抗の非常に強いモノだったことがわかります。
この時、恐らくは紅茶ないし珈琲が出されていたのであろう・・・・ということで、大黒屋光太夫の名前が日本で初めて紅茶を飲んだと思しき人物として挙げられているんですって。

なんでこういうことを書くかというと、紅茶の入れ方の本をよみつつ、官兵衛さんを見ていたからでございますw





by horiehiroki | 2014-04-27 21:38 | 大河ドラマ