家具職人から世界のピアノメーカー御三家の一つへと成長 - スタインウェイ社

マケポでコラムが公開されました!!


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日本で坂本龍馬が誕生したのと同じ、1836年のことです。ドイツのゼーセンという小さな街にあった彼の自宅の台所で、ハインリヒ・エンゲルハート・スタインヴェグは彼の生涯最初のピアノ製作を終えました。一年がかりの挑戦でした。

現在、プロのピアニストの自宅用や、コンサートホールに備えつけるピアノのうち、スタンウェイ社のピアノが占める割合はなんと9割以上。そんな伝説もすべては台所で、しかも当時、家具職人だったハインリヒの完成させた通称「キッチン・ピアノ」から始まったのでした。伝統と権威を重んじるクラシック音楽の世界で、これは奇跡だったと思います。

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アメリカの中~上流社会で起きていた「しずかちゃん現象」

ヨーロッパでは王侯貴族かエリート層にしか、クラシック音楽には縁がありませんでしたが、アメリカではそうとは限りませんでした。アメリカには世界最高クラスの大金持ちのほか、ヨーロッパには比較的、まだ少なかった中産階級という層が数多く暮らし(いわゆるプチブル、プチブルジョワ)、自分の暮らしをリッチに見せるためにクラシックの音楽やピアノなどの楽器を必要とするようになっていたのです。


by horiehiroki | 2015-03-13 00:20 | お知らせ | Comments(0)