團十郎朝顔

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今年は10粒ほどあったタネのうち、発根がハッキリ確認できたのは二つ。
なんとなく確認できたのが二つ。

それらを土に入れて、発芽が確認できたのが三つだけという結果でした。

10粒というのは、一昨年の種と昨年、ウチで栽培した結果採れた種の合計です。一昨年のものはやはり
発芽しなかったようです。

昨年は(頂き物の)何十粒もあったのに、生えてきたのが4つ位でした。
それを考えると発芽率は、飛躍的にあがったことがわかります。

團十郎朝顔の栽培で一番難しいのは、発根させるためのテクニックだけでなく、発芽を的確に見守ることだと今年、わかりました。

発根について今年気をつけたのは、種の表皮を傷つけすぎないということ。
他の朝顔は適当に削っても大丈夫ですが、團十郎朝顔は少しだけ、小さな穴を表皮にあけるだけで十分です。また一晩水に浸けておくというのも、他の朝顔は付けっぱなしでOKですが、團十郎は水圧に負けてしまうような気がするので、ひたひた程度で半日だけ。その後はキッチンペーパーを湿らせたものの上に置いて様子を見ることにしました。

こうするだけで、非常に発根率は高くなった気がします(とはいえ、他の朝顔が大体、7割~10割程度なのに対して、かなり寂しい結果です)

5月末の時点で、他の朝顔が(早いモノは)8時間もあれば発根をはじめるのに対し、團十郎は基本的にその何倍もかかります。根が出るかな!という時点で3日ほどはかかったかなぁ……。根が出そうになって、そのまま成長が止まる場合もあり、予断を許しません。

発芽については、繰り返しますが、正常に発芽してくれたのは今年は一つだけでした。残りの二つは他の朝顔と同じように2㎝だと深すぎたのか、種が「不良品」だったのか、理由は不明ですが、双葉が出てこないまま、土の中でビョローンとなってしまっていました。

左の株、6月9日の時点での画像がこれです。
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正常に発芽したものはすでに大きくなっていましたので、相当遅いスタートになりました。
この株は、表土にこの朝顔特有のライムブルーの双葉の一部が出てはいたのですが、
それがいつまでたっても伸びてこないのです。

掘り起こしてみたところ、ポロッ! と取れてしまったんですねぇ。

折れた? とビックリしたら、なんと根っこがほとんど発育しないまま、双葉が開いているという、実によくわからない状態だったのです。

土にうめて、水を与えていたのですが、写真を撮影した9日の段階で、根があまり伸びていないため(しかし、少しは安定したので写真を撮った記憶がある)、水がかかるたび、グラグラするという危篤状態は続いていました。

それを養生させながら育てて、約2,3週間目が現在です。なぜかこの株にだけショウジョウバエがたかりにくる…という傾向があり、オルトランを撒いてみました。効果はありました。


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(なお、もう一つの自力で発芽できなかった三株目は、葉っぱ自体がヨワヨワしく、掘り起こす段階で壊れてしまって、終了~ってやつでした…)

正常に発芽したものが一枚目の右で、変な状態だったものが左ですが、大きさが2,3割小さいわりに、ちゃんと発育をはじめました。

朝顔は発根すればほぼ、芽吹く性質があります。生えてこない場合(目安としては10日くらい)、上手く掘り起こして対応すれば、種を救うことができるかもしれません。あるいは團十郎の場合はめんどくさくても、発根が3㎜、4㎜程度にまでなるまでケースで養生させてから撒いたほうが確実かもしれません。


ほかの朝顔に比べて、團十郎朝顔は発芽も成長は遅めです。
5月末日に他の品種といっしょに、種の下ごしらえ(発根しやすくなるための処理)をはじめて、ほかの株の大半はすでに本植え(大きな鉢に植えて、支柱を立てた状態)にまで漕ぎ着けているのですが……。
なお、團十郎朝顔独特の特徴だと思われるのは、まだ数㎝程度の小さな株の時点で(双葉も生き生きとしている初期の段階阿で)、すでに、いくつか枝分かれをしています。

なお、盛夏になると、成長が遅かったのもどこへやら、かなり背が高くなってグングン伸びてしまうのは昨年にも経験済みです…今年はどうなることやら。
二株あるだけでも幸いです。自然にまかせていると、ほんとに花は咲けども種が出来てくれないので、人工授粉をがんばりたいと思います。

團十郎朝顔生育レポートでした。









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by horiehiroki | 2015-06-27 11:22 | 園芸・家事 | Comments(0)