人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秋の庭~遅咲きの朝顔

↓は「常陸の花火」という品種の朝顔です。
マルバアサガオという種類なので、咲き始める時期が基本的に遅かった分、今も小さな花が大量に咲いています。
セイヨウアサガオのベニスブルーと非常に似てるんですが、日本朝顔です。

今でも実はいろんな朝顔が咲いてくれてます。
なお、団十郎は調子が悪いなりに頑張っていくつか咲きましたが、変化朝顔になってしまってて(苦笑)
ついに種が取れませんでした…。三代目にして我が家の団十郎は断絶!!
京都の方から種を譲っていただいたので、またイチからやりなおします…。
秋の庭~遅咲きの朝顔_e0253932_08472623.jpg

↓こちらはイチからうちで育てているコギク。
やはり日当たりのよいところにおいておいた株のほうが
蕾がつく速度が速い! しかし去年は真夏の日差しにあてすぎて
株がパーになってしまったので、今年は「明るい日陰」に
置いていたのですが……ちょっとか細いのが心配でいまから
日に当てるようにしています。

秋の庭~遅咲きの朝顔_e0253932_08480475.jpg

ハウス栽培などをしないかぎり
菊はやはり11月くらいから開くものが多いようにおもいます。
蕾がつきはじめているのがわかりますでしょうか…。丸くて小さな粒の時点から
グリーンの真珠のようにキラキラしてるのが蕾の赤ちゃんです。
アブラムシや蛾の幼虫といった害虫の攻撃を受けると努力が水の泡なので
おクスリを撒きました。
蕾の赤ちゃんはだいたい1ヶ月かけてゆっくり大きくなって、この株からは
オレンジピンクの花が咲く予定です。
今年は、色んな形で菊の株分けしてみましたが、6月くらいには挿し芽の成功率が高い株と
8月くらいにならないと挿し芽してもほとんど根が出ない株(たとえばこのオレンジピンク)などなど
個性がすごくあってビックリさせられました。

たぶん、なるべく遅い時期にまっすぐな枝を挿し芽して根を生やしたものを
何本も寄せ植えにした鉢がいちばん葉っぱの調子も美しく、見映えもゴージャスな
作りになると思われます… 
フツーに育ててると、菊は下葉がどんどん枯れ落ちてしまい、まるで鉢植えのベンジャミンみたいに
なります。

秋の庭~遅咲きの朝顔_e0253932_09005474.jpg

リンカリ肥料を与えると、その傾向はやや、マシにはなりますが、それでも…。

春先に生えてくる冬至芽から育てたのより、菊は挿し芽したのを
育てるのが勧められる最大の理由かと思われます

名古屋の菊農家のひとに聞いたのですが、菊を育てる趣味は
おもに関西での伝統だそうです。
自分などは菊のない秋は考えられないのですが…

さて今月後半からは、球根類を植えていかねばなりません!!
去年はドタバタで植えるのが遅れてしまったので
今年は原稿やりつつも頑張ります…!


by horiehiroki | 2015-10-05 08:57