カテゴリ:いただきもの( 12 )

廣済堂出版さまのご厚意で
ヒットしました「江戸の用語事典」の他、

e0253932_23395926.jpg




「絵でみる江戸の町とくらし図鑑」
「絵でみる 江戸の人物事典」
をいただきました。
事典、図鑑であると同時に、通読しても楽しい読み物にしあがっております。

時代小説のお供に、と但し書きがついてますが、
イラストの入り方もドラマチックだったり。

これ観てください。

e0253932_23331823.jpg


画像は「絵でみる 江戸の人物事典」からで、絵島の項目から。
いい背中でしょ。

絵島といえば、生島という歌舞伎役者との恋愛事件がきっかけで
信州・高遠に流罪にされたという大奥の女中ですが、
彼女は死を一等へらされての流罪。
でも兄たちは(江戸時代は係累が連帯責任社会でしたので)
処刑されてしまったのを、とむらいつつ、
ひと言も「真実」語ることは拒みながら高遠の囲い屋敷で
暮らし続けた・・・という事実がこのイラストで「より見えてくる」と思います。
「語らない」って凄いですよねー。
考えれば。小説とは違って、人間は長い時間を生き続けますもんね。
生き続けねばならない。
なのに何度問われても、語らない。
真実は秘めて墓場まで持っていく。

こういう生き方が出来る気骨ある人って、もうほとんどいないんでしょうね。
「とはずがたり」(聴かれてないのに話してしまう)、そういうことばっかりな気がします。
自分も含め。



by horiehiroki | 2014-01-21 23:30 | いただきもの | Comments(0)

きび満作&天領最中

「うたもゑ」の漫画を描いてくださった
こうづきれお先生が、福岡の名産・きび満作を贈ってくださいました。

e0253932_2575538.jpg


おいしかったです。皮がとても薄く、中身の餡に使われた黒砂糖の味がとにかく濃い。キビ特有の苦みがよいアクセントになっていました。
それゆえ日本茶にもあうけれど、自分でていねいにいれたコーヒーとよく合いました!

e0253932_2582872.jpg


そして堺出身、同郷の後輩(キャラ)のTくんが、天領最中をくださいました。毎回、会食の最初の30分くらいはぼくも先輩らしくイイことをいうのですが、その後・・・終電直前になると、だいたいダメな人間になって強制終了です。

e0253932_305182.jpg


紙のレースみたいなので覆われた化粧箱がまずかわゆい

天領とはもともと天皇の領地であり、それらは基本的に全国でも豊かなエリアだった。鎌倉以来の武家政権では幕府直轄地を天領と呼び・・・というような説明書きがついてる天領最中。
大仙古墳の近く、堺の旧市街名物です。

e0253932_314838.jpg


この包み紙のなかには・・

e0253932_31536.jpg


なんと最中で作られた天守閣が・・・!

しかもこの皮、とても薄くて軽くてパリパリしているのに、ギッシリつまったアンコに壊されてないんです。
職人技です・・・



和菓子ラブです♥

ありがとうございました

by horiehiroki | 2013-09-26 02:57 | いただきもの | Comments(0)

スイーツ備忘録

e0253932_19212883.jpg


Zuppa Inglese(伊)、赤い色はスポンジを洋酒に浸してるゆえ。カスタードに色いろ混ぜてる。ねっとりとした美味。ドラゴンフルーツの皮をためしに囓ってみたが、ほんとに何の味もしなくてすごく不気味

e0253932_19211371.jpg


フルーツの味のするバウムクーヘン。青海波みたいでおめでたさが出る
by horiehiroki | 2013-04-20 19:27 | いただきもの | Comments(0)

SAMURAI FOOTBALL vol.8

イースト・プレスのMさんから頂きました。

この前のヨルダン戦をまとめたムックが、なんともう発売されたようですよー。

惜しくも敗れてしまい、巷のテンションがダダさがっております。ニュースでもすぐさま取り上げなくなったし。

こういうカラい内容を反映して写真もシブいのは多いけど、今回はカワシーマ(ウッチーとリバーシブル)のポスターがついてます。ウッチーのは瞑想してるよな感じで詩的。

カワシーマのは気迫十分なんで北の壁にでもはりつけたら、魔除けしてくれそう(www

e0253932_165339.jpg


(2014年W杯の開催地)ブラジルについての特集記事がおもしろかった。
貧富の差は若干激しいですが、リッチな層が開発に意欲的であり、質の高い(コレが重要)現代建築の宝庫でもあるんだよね。

いまは中東経由でブラジルにいくのがお勧めだとか。
その際、世界有数のサービスを誇るカタール航空がお勧めとか。
カタール航空のサイトおよび誌面広告は初めて見たけど、女性と制服がクールです。
洗練されてる。
当地の文化とか美意識が反映されてる気がする。

e0253932_1264229.jpg

by horiehiroki | 2013-04-12 01:15 | いただきもの | Comments(0)

NHKのタイムスクープハンターって時々、見るんですけど。

前は大奥の(いちばん”カジュアル”な女中である)おすえ部屋に潜入!!!みたいな回を見たんですが、どうみても女装の不審男性が泥酔したおすえ女中たちに取り囲まれ、脱がされそうになるとか、けっこうリスキーな内容で、この命がけのゆるさ、みたいなのが好きで。親は引いてたけど。

あと、まえは女相撲うんちゃら、みたいなのも見たかな。


で、きょう、イースト・プレスさんから連絡があって

髪結い ちょんまげ騒動記

熱狂! 初ガツオ争奪戦
の二巻がいつもの「まんがで読破シリーズ」にくわえておくられてきました。


→追記: 箱の中からもう一冊、タイムスクープ~、出てきました。 全三冊、すべてお江戸の庶民関連のお話ばかりですね。


で、さっそく脱線しますが、「まんが~」、先月号の「職業としての学問」は早く読んでみたいんだけど、まだ読めてない・・・ ちなみに戦前の場合、あの本を高校生の時に原著で読んだ上で、一橋とかの経済学部ではアダム・スミスの「国富論」について原文購読、さらに自分の考えを英語で書く…とかそういう試験があったとかなんとか聞きました。

日本人の学問レベルってさがってるよねー、と。

ゆとりとか言ってる暇ねーよ、と。

大学の時に職業としての~は読みましたが、いかんせん、よく覚えてない(笑

で、お江戸の話をおくってくれたのは葵学園経由でしょうか。

タイム~って、あれ、1話で立派に一巻の漫画になるんスね。

ちょんまげ騒動記にも出てくるけど、通称・ちょんまげはねー・・・。

ちょん(=ちょっとした)、マゲってことで、
髪が少なくなっちゃった男性ようの髪型にすぎないんですよね。
マンガにも丁寧にでてきます。

で、江戸時代って髪がビシッと結えないと、お勤めは出来ない=現役引退するんです。
今のお相撲さんと同じ。

平安時代なんかも冠にしても烏帽子にしても、いわゆる被り物についてる、細いカンザシ部分を自毛でつくったマゲの部分にザックリさして、それでズレないようにしてました。もし頭が丸出しになるようなことになると、一大事。

・・・で、この被り物が出来なくなるときが、出家のタイミングだったみたいです(綺陽会の八條先生は、若くして出家=若ハゲだったんじゃーって冗談めかしておっしゃってましたがw)

・・・っていうわりとショッパイ背景をもとに、父親がいつまでも現役だと士官(就職の道)がない息子の葛藤だのなんだのを描いたのが一巻。

で、初がつおの巻のほうは、いかに江戸の人々が初物にコダわったか…という話しです。終わり初物なんて概念すらもありました。これは旬がすぎてるのに初物みたいなみずみずしさがある何か、みたいな。

歌舞伎なんかにも季節感を表すアイテムとしてマストな存在です。
とくにカツオへのコダわりはすごかった。(歌舞伎だとビニールで作った魚の模型が使われたりしますw

あと漫画に出てくる、寿司のプロトタイプの話はおもしろいんで、みてください。

ぼくはアレらはコンビニで売ってる総菜パンとか、ハンバーガー的な何かだと思っています・・・。

味がしょっぱいのはしらなかったけど、基本的に腐らないように醤油につけ込んだりしてるので、しょっぱかっただろうなーと思いますね。

明日までに読まなきゃな本あるんだけど、立て続けに読んじゃった(笑




______________

◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

e0253932_0453714.jpg


百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

______________
by horiehiroki | 2013-03-30 00:14 | いただきもの | Comments(0)

イースト・プレスのMさんから二村ヒトシさんの

「すべてはモテるためである」

をお送りいただきました。三度目の出版だそうです(初の文庫化?

e0253932_6112725.jpg





ちなみに以前、同じ著者さんが書いた本についてもレビュー書いております。 


Mさんが非常に思い入れの深い本だっていうのはなぜか知ってて、どんなんだろーと思ってたんですが、元祖エヴァンゲリオン世代のワカモノに響いた、コミュニケーション論なんですね。


それよりなにより僕がこの本読んでいて、おおっと思ったことを書きますね。

最近、

望まない相手から望んでない種類のアプローチをされることの不快感

について考えることが多いんです。

この本の中には

相手と同じ土俵に立ってないのに欲望をぶつけてくる相手のことを、キモチワルイと感じる…


という下りがでてきます。まさにそれ。

エヴァンゲリオンの劇場版も「キモチワルイ」というアスカのセリフで終わったのと、どこか符合してるような。

土俵にのっていないのに・・・というのは、フツーの恋愛にかんしてだけでなく、たとえばヤバいファンとアイドルの関係なんかもそうですね。

アプローチにはTPOが必要なんです。

望まない相手からモテたところで、それって下等霊に取り憑かれたとか、交通事故にあったとか、そういうレベルにすぎないんですよ。

振り方・振られ方にも色々あって、告白ののち、関係が悪くなるのはまだマシな方かもデスね。相手も真剣に考えたからこそ、そういうことになる。相手の恋愛可能な相手レベルにまったく到達してなかったばあいは「(前略) ありがとう!(困ったような笑顔)」だけで終わっちゃいます。それより最悪な振られ方は、告白しようにも目すら合わせてくれない的な、告白不能=コミュニケーション不能となってあらわれるのでした。



でもモテたい!!とか野放図に言い放つだけの男女雑誌の恋愛特集では、そういう観点はぬけおちています。きわめて現実的であるはずなんですが。

どんな対象外からのアプローチすら、わたしの価値をあげる……なんて解釈するんでしょうかね。

まなざしがわたしを美しくする

とかコピーつけると美化されますが、こういうのをモテ乞食といっていいのではないでしょうか。

現実問題でいうと、対象外からのアプローチを何度喰らおうが、その人が

「いやー・・・わたし(/僕/オレ)全然ですよ。モテないんです!」

といってるのを聞くはずです。

モテにカウントされてもない(w

でもモテ乞食は痴漢されたとか下着盗まれたとか、そういうことですら、嬉々として話しますので要注意です。

・・・と、話がずれましたが、

好意だけでなく、欲望をぶつけられることもあると思います。

TPOに合ってない欲望、それは痴漢です。もしくは痴漢と同じかと思います。

キモチワルイですよね?

キモチワルイことするのがキモチイイ人もいるんですけど、
そういうとき、単純に「イヤだなー」「なんだろこの人」「かんべんしてよ」とか思いますよね?

こういう土台を共有してないコミュニケーション、

それ自体を人は「キモチワルイ」と感じてるんだと二村さんは教えてくれました。

そう、キモチワルイから、イヤなんですよねー。

この「キモチワルイ」男、女でいう「ブス」なんじゃないかと僕は思いました。

参考
「ブス」でいることの勇気(?)

「ブス」とはコミュニケーション能力の問題である

いかに愛するべきか



巻末には二村さんと哲学者・國分功一郎さんの対談が収録されていて、

「この本は実践的かつ真面目な倫理学である」と國分功一郎さんは発言してます。

それってコミュニケーション倫理学だよね、とぼくはかんじました。

コミュニケーション障害を自分で矯正するためのギプスみたいなテキストだな、と。


この本の「モテたい」は、より多くの相手と同じ土俵にあがるためのセルフプロデュース術を身につける。どうじにホントの意味での社交術をつける、そういうことのあとに来るモノだとぼくは感じました。

でもね、「モテてどーするんですか?」ということについていうと、けっきょく曖昧な欲望の結果としての「モテ」を男女は尊びますが、それが現実になったあと、「ハテ、自分はなにをもとめていたのか」みたいなことになるわけです。

國分功一郎さんは、モテの暗い側面を指摘しています。それは敷居の低さである、と。

敷居の低さを極論すればですね、「見たいモノを見せてあげる」です。

いうまでもなく、女子にヒットした映画「ヘルタースケルター」で、エリカ様演じる、りり子のセリフです。
「見たいモノを見せてあげる」人こそがモテるんです。もっというと、見たいモノがその人にいっぱいくっついてる人のこと。

でもね、それでどーなるか、というと、何も残らない。りり子が溶けちゃうのと同じ。

まぁね、僕自身は「モテたい」と思うきもちは健全だと考えます。

なぜなら「モテたい」とか、誰かと(性的な意味もふくめ)仲良くなりたいという感情は、他人に興味がある証だから。

自分は、そういうところがまったくなくなってきまして(笑)、さて、どうしようか?と。


この本が、あなたが「自分で考える訓練」をすることもできるメンドクサい本


と二村さんは書いています(29ページ)ので、ぼくも少し考えてみようかと。


今、ぼくが感じてることは、モテることのすべては、ひとりで/ひとりでも生きていけるようになるためにあるんじゃないかな、ということなんですけどね。

モテ論とおひとり様論って実は水脈が同じ…なのかも

来年くらいに自分も恋愛論的なのを古今の恋愛論、恋愛小説の「名著」なり、著名人の恋愛パターンを通じて考えてみようと思ってるんですが。

ココだけの話、他人に対する興味が、ものすごく落ちてきていて(笑)、そんな人の恋愛論ってどないやねんとも思うんですけれども。
________________

ちなみに今月のまんがで読破は、「夜明け前」です。島崎藤村の。
ぼく、読んでないので、あらすじでもしっておこうかと思います(笑
by horiehiroki | 2012-12-09 02:27 | いただきもの | Comments(0)

まんがで読破「夢十夜」


イースト・プレスのMさんから
まんがで読破シリーズから
「夢十夜」をいただきました。

Mさんには以前、「あたらしい源氏物語の教科書」という本を出していただきました。

(今、源氏物語関係の仕事で、自分の本を再読してたところです 笑)
手前みそですが、かなり面白い本に仕上がってるので、ウチのブログの清盛関連記事ファンの方は、こちらもご一読、よろしくです!)

さて、夏目漱石の「夢十夜」の漫画化ですが、かなり成功してます。
映像にすると嘘くさいんだけど、
漫画にすると
行間にあふれてる
ほのかな不気味さというか
夏目文学に特有の
世紀末くささというか。そういうのがすごく出てきます。
そのころ日本に世紀末なんて感覚は一般的ではなかったと
思うんですけど。
漱石がロンドンで引きこもりになったのは、成熟しすぎた
ヨーロッパ文化のいったんをそこで触れてしまい、
気後れを感じ、
その毒にやられてしまったから、かも・・・・
なんてロマンティックなことを
考えてみる。

退廃スレスレの洗練に
「気後れ」を感じる、
それは退廃の胤を
心に宿してる人ゆえの
感性です。

ニーチェの極端な「健康な心身」への
礼賛も
けっきょく、
ニーチェがそちらの側には
いないことの証明であり、
コンプレックスであることと
ある意味、同じ。


「夢十夜」のスタイルといえば、詩とも小説とも散文ともつかない、「オチのなさ」感。

e0253932_311854.jpg


こちらの漫画ですが、
縄きれを蛇にするといったまま、
池に(なぜか)入っていって
二度とあがってこない爺さんのシーンです・・・

「今になる 蛇になる 深くなる 夜になる まっすぐになる」

という台詞が、はらむ狂気・・・・・・

漱石がそういうからこそ、というところもあるんですが。

怖いんですよね。

それをことさらに演出せず、見せていて、これはいいな、と
思いました。
このエピソードはこれで終わり。次から新しい話がはじまります。
逐語訳みたいな漫画化です。

ほかには、「思い出すことなど」の漫画化も収録。

はじめて漱石の世界に触れたのが
高校生のときの夏休みだったので・・・
あれって今から何年前かな。

数えるのやめとこ。


でも夏になると漱石に触れたくなるのは
なんでだろうかな
by horiehiroki | 2012-07-31 03:05 | いただきもの | Comments(0)

いかなごの佃煮

春告魚の異名をもつ
いかなごの佃煮をいただきました。

e0253932_19391521.jpg


毎年食べてますが、今年の冬は寒かった分、
小さい分、味わいもひときわ違いますねー
卵黄のような「まったり感」が特徴です!
by horiehiroki | 2012-03-04 19:42 | いただきもの | Comments(0)


e0253932_6385546.jpg


イースト・プレスのMさんから
いただきました

今月はな、なんと!
「日本国憲法」。

しかし、これ、興味深い仕上がりです。

たんなる憲法の解説ではなく、
日本の歴史を「政府」と「国民」
という立場から解説した作品になっています。

憲法が出来た明治時代以前の「政府」=幕府と「国民」=民衆についても触れています。

さらに鎖国時代とされる江戸時代に、”プロシアの青”という意味の名前をもつ「プルシャン・ブルー」という染料が日本に伝わり(本の中では、ドイツから、という表現)、それが、あの有名な葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」のうち「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」などの作品に使われたという事実にも触れています。意欲が感じられますね!

e0253932_6534750.jpg


※ちなみにこの富嶽~のシリーズは、当時は大変高価だったが、鮮やかな青の発色で知られたプルシャン・ブルーを使ったということがウリでした。いわばプロイセンの首都・ベルリンで生まれた青、ということなので、若干訛って「ベロアオ」と江戸では呼ばれました



本文では「(完全な)鎖国はなかった」という表現が出てきます。

完全な、というのはぼくが勝手に付け足しました。

しかし、史実でも一般に鎖国の暗黒時代とされる江戸時代も吉宗(八代将軍)の治世以降、宗教に関係のない書物や物品は少しずつ、公認を得て、海外から入ってきていたという事実があることを忘れてはいけませんよね。

そしてこれらの流れが、後の日本の経済基盤をつくるのに役だったという解説をしています。

これは非常によい視点だと思います。現代日本につながる「生きた」歴史を感じてもらえるからです。

さらに旧憲法こと大日本帝国憲法についても触れています。

今、仕事で天皇制について(というか、帝と朝廷文化について)、ぼくなりに考えてるということもあるんですが(またそのうち、お知らせできると思います)、

この大日本帝国憲法を、現行憲法より「日本の(文化の)独自性」に添った内容だと捉えているので、参考になりますね。

興味深い内容です。ぜひお手にとってご一読をおすすめします。


___________________

※堀江宏樹の新刊もよろしくお願いします!※

e0253932_211951.jpg


※くわしくはこちらから。
___________________
by horiehiroki | 2012-03-02 06:51 | いただきもの | Comments(0)

イーストプレスから、
まんがで読破シリーズの「1984」と
「女の一生」が送られてきました!

ジョージ・オーウェルの「1984」は
自分にとっては
ドス・パソスの「U.S.A」なんかと
現代文学の名作といわれてて
大学入試前からその存在を知ってるのに
読む勇気が出なかった作品(苦笑


ってそれはともかく。

村上春樹の「1Q84」って小説あったけど、
オーウェルの「1984」が元祖とか
元ネタとかそういうのなんだろうか。
今ごろ思い付くダメな作家ですが(笑

ぱらぱらとめくるに、
世界が3つの勢力に別れて争い合うという設定に
基づく、パラレルワールド系SFみたいですね。
なんとなくブレード・ランナーっぽい。

楽しみです。読むのが。

(後記)

一気によんでしまいましたが、
サイコホラー系SFですね
きもちわるい系です。
すくなくとも
村上春樹作品の元ネタではないですw

時計じかけのオレンジ

マトリックス、
さらにはブレードランナーなどの
サイバーパンクに引き継がれる
世界観の先駆けでしょうか。



そしてもう一冊の「女の一生」。
これはフランスの貴族出身作家
モーパッサンの皮肉さが発揮された
名作ですねー。

絵柄がじゃっかんレディコミっぽくて
なかなかよいさじ加減だと思いました(w
内容もマンガ化すると、
まんまレディコミですもんね。
薔薇の花がハラハラと散るタイプの
濡れ場が「ボヴァリー夫人」みたいには
出てこないけど。
ボヴァリー夫人なんか、
走らせてる馬車のなかでも恋人の男と
そういうことになって、手に持ってたハンケチを
開いた窓からハラリ・・・と舞わせてましたね。

まー いやらしい(笑

じっさい、ボヴァリー夫人は発禁図書になって
裁判沙汰とされました。
むかしはみんなマジメだった・・・というか
マジメのフリをしようとしてたんです。
それが何時のまにやらやら。

一方、「女の一生」は、ボヴァリー夫人みたいに
「愛の大爆発」はできなかった、大多数の19世紀の
人妻の静かな怨恨が詰まってるかのような
作品です。

カラカラ系。

マンガにはほんとにしやすいようで
そこらへんをどう描いてるのか見物です。

________

※堀江宏樹の新刊もよろしくお願いします!※

e0253932_211951.jpg


※くわしくはこちらから。
___________________
by horiehiroki | 2012-01-29 04:17 | いただきもの | Comments(0)