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平清盛(25)~


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◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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今回のレビューは平安時代の文化についてのお話ばっかりになるかと思います。

第33回「清盛、五十の宴」。新興勢力である平家が財力はおろか、文化的な意味ですら第二の摂関家というべき存在になってしまった……という話でしたね。

ポイントは宴ということですね。

平安時代の貴人は四十歳以上が高齢者扱い。「四十の賀」以降は十年ごとに、「◎◎の賀」というのがありました。源氏物語なんかにも出てきます。

でも清盛さんも、ついに五十歳なんですってね!

愕然としましたw

ビジュアルぜんぜんかわってなーい。

本人がそれを祝おうといわれても

「誰の五十歳の祝じゃ?」

とかいってて、……なんか恍惚の人っぽかったけど(周囲の反応含め)……


大丈夫なんでしょうか。次回は病の中で「かえってきたタフマン」こと白河院の幻を見るみたいです。

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聖子さんだの、タフマンだの、…過去の人気キャラのゲスト出演が頼みというやつなのでせうか?


ま、おもしろければなんでもよろしいですけれど。個人的には鳥羽院にもカムバックしてほしいですね。


さて、宴には忠通(ただみち)さん亡き後、基実(もとざね)さんも早世、いよいよ落ち目な印象の摂関家の兄弟がやってきます。

最初はイヤミだけいって帰る予定が、美味そうなモノをだされて帰るに帰れないご様子w

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土産も持ってこなかった変わりとして、舞などを披露してくれます。
その返礼として、重盛たちも舞います。

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こちらは貴公子たちが伝統的な舞楽をベースにした舞だったのにたいして武家である平家をイメージした振り付けになってましたね。この扇をつかった力と力の拮抗、みたいなかんじ。

NHK,うまいこと演出してます。

その後、腹の虫がおさまらず「贅沢な暮らしをして、舞など舞ってもそれはしょせん公卿のマネゴトにすぎん!!」と言い出したお二人にたいし、それでは、と歌の詠みくらべがはじまります。

兼実さんのお相手は、今回からあらわれた清盛の異母弟・忠度(ただのり)さん。

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しかし、彼は雅な歌をえらく立派によむんですね。


たのめつつ 来ぬ夜つもりの うらみても まつより外の なぐさめぞなき


うらみても= 恨みても & 浦見ても

まつ = 待つ&松

……というように、言葉に複数の意味を兼ねさせています。
また、松と浦は関係がある言葉というやつで、縁語…だったり。

この前のオリンピックで新体操を見ていた方は分かるでしょうが、ひとつひとつの技術が自然につながると、コンビネーション得点が入るように、和歌の読み比べでも、この手の技巧の駆使は、好評価につながったんでしょうね(笑


恋しいあなた。きっとまた来てくれる。そう信じていた。
なのにあなたは来てくれない。
そんな無念な夜の数が、つもりつもった

つもりつもったのはあなたへの恨みも同じ

それでもあなたを信じて、ただ待つ以外に

いまのわたしの心を慰めてくれるものはない。




…という表の意味に、

うらみても= 恨みても & 浦見ても

まつ = 待つ&松

といった掛詞にされた裏の意味がかぶさってきまして、

(浦の海辺の松の木を眺めながら、ずっとあなたを私は待ち続ける)

というようなイメージまで感じ取るべきなのですよ。


掛詞が入ってるとか、テクニックに秀でてるっていうのが誰にでもよくわかるような歌をわざわざ持ってくる。
脚本、うまいです。


この歌、「新勅撰和歌集」に入っているそうです。また、九条兼実さんがよんだ歌も同じです。


女性のきもちになっておじさんが歌う・・・というのは、今でも演歌なんかでありますね。
前川清の顔と声がわたくしの脳裏に甦りましたw


あと、これは、そのうち描かれるのでしょうか、平忠度(たいらのただのり)は、カリスマ歌人として知られた藤原定家の父・俊成(としなり)の愛弟子です。

平家が落ち目となり、都落ちする際も俊成に自分の歌を託してから去ったというほど、雅な貴公子として描かれます。・・・・通例は。こういう熊みたいな忠度は考えもしなかったな(w


俊成は忠度から受け取った和歌を、たしか詠み人知らずとして勅撰集のひとつである「千載和歌集」に選んでいましたね。

歌そのものを愛し、その人の身分や経歴で歌を判断せず、という公正な姿勢は定家にも受け継がれていきます。

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(われわれのように)雅の分かる人間こそが、公卿として国の中枢にいるにふさわしいという摂関家の人々ですが……主張だけ立派で、どうも頼長さんのようなキャラの強さと実力が感じられない、という描写でしたな。


※平安時代の政治理念の基礎は武力による統治ではなく、タテマエ上は軍隊を解散し、文治主義、つまり文化をもって国を治めるという考え方です。

お二人は、清盛が考えた、新・厳島神社の草案のすごさに驚いて帰ってしまわれた、ということになってました。つまり、返り討ちにあったと。

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清盛さんですが、ビジュアルはほとんど昔と変化ないんだけど、確実におじさん化しておられます。老獪になった、といってもよい。現在は太政大臣を辞めてしまい、子どもたちに宮中での政治はまかせ、自分自身は夢の実現だけにうちこむ、というたいそうなお暮らしですしね。

厳島神社の増改築を行うと約束したり、まぁまぁ、羨ましい限りでございますが、そこに影が差してくるのです。

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ひとつは皇族の巻き返しです。

左が以仁王(もちひとおう)、右が八条院。

八条院は鳥羽法皇と藤原得子(美福門院)の間に出来た女の子で、莫大な財産を両親から継承した女性です。

史実でも平家討伐を影であやつった女ですが、けっこう私生活はだらしないというか、この人のお屋敷の女房は教育がいきとどかず、使用人も掃除もいきとどかず、埃がつもっていた・・・なんていいますね。美しく住まうことに、興味がなかったタイプの女性だったのかもしれませんが。

そして、以仁王。

後白河には、滋子さんと恋仲になるまで、かなり寵愛していた藤原成子という女性がいました。百人一首にも出てくる式子内親王や以仁王、その他の皇子・皇女たちはみな成子を母としている子どもだちです。

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しかし、滋子が後白河の愛情を独り占めするようになると(後白河は、わりと女性には一途なんですね)、皇子とはいえ、親王として認められない、つまり即位できるという権利を持たない人びとすら出てくるわけです。

以仁王については、また後に出てくるハズなのでその時、語りましょう。

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奔放だった滋子もずいぶんと政治上手になり、兄に「もっと近く・・・」なんて囁くように成長されたのでございますね(笑

あと、雨がふってきたのに、舞い続けたというエピソード、あれは熊野詣の際の時の逸話です。

史実では。

雨などモノともせず舞い続けた滋子の強さと美しさは皆からの賛美の的となったのですが。

和歌山の熊野詣については、次回も出てくるようですが、とにかく院政期の上皇・法皇たちは何度も何度も熊野に参りました。参るほどに功徳があると考えられてたからかもしれませんが、とにかく出かけた。臣下だけでなく、ぶっちゃけ上皇サマといったエライ方ですら歩かねばならない山道や、歩いて渡らねばならなかった川なども多かった気がします。自ら歩いて渡らねば、功徳がないと考えられていたり。

ということは、みんな、実は、相当なアウトドア派だったんですねぇ。

ということは、後白河の熊野詣などに付き従った滋子も自分の脚で歩いていたのかもしれません・・・。

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あとこの太陽が戻ってきたというお話ですが、正しくは「平家物語」などに、清盛が扇で(無理矢理)日輪を呼び戻したというエピソードが語られてたり。

ほんとはコレ、「平清盛日招き伝説」というやつです。

厳島神社の大工事における要の作業を、無理矢理でも一日でやれ!といいだした清盛。

しかし夕方までにはやはり無理だったようで、弁財天がドロロンと出てきて、やっぱダメだったでしょ?、と。清盛は丘に登ると、私の権力が恐ろしくないか! また出てこい! と太陽を呼び戻した・・・・という話ですね。


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そして今回も白眉は出てくるだけで圧倒的な存在感の聖子ちゃん。

次回は、「帰ってきたタフマン」となるみたいで今から楽しみです(w


by horiehiroki | 2012-08-29 07:57 | 大河ドラマ | Comments(0)

新著の「天皇愛」、とうとう9月19日に発売との連絡を出版社からもらいました !

昨日の「清盛」では、雨にも動じず、滋子さんが舞っていましたが、ああいうエピソードについても書いてあります…

また詳しいことが分かりましたらブログでお話させていただきます。

10月から新連載も始まります。
by horiehiroki | 2012-08-27 17:21 | お知らせ | Comments(0)

最近、歴史関係の記事がおおかったので、

ちょっと今日は視点をずらしてみようかと思います。

24日のNHK「ニュース9」で、大越キャスターが蜷川実花さんとエリカ様に取材。

映画「ヘルタースケルター」に表れた、キレイになりたい女の子の深層心理に迫る…というか、それを知って驚く、という(笑)ようなコーナーがありました。

異性から、ではなく、同性からの評価のほうが嬉しい

自分のためにキレイになるという女の子たち

および

男は女の子の視線を気にするが、女の子は男の眼を気にしてないんじゃないか

という渋谷の若い男性の声も紹介されました。


沢尻エリカさんの言葉は面白かったですね。

十代のころ、(こんなことを自分でいうのはイヤなんだけど)
「かわいいね~」と(おそらく仕事でかかわる男性から。もしくは年上の女性から)
いわれることがあって、そんな自分にイラついていた、
コンプレックスでさえあったというような。

だから、「ぜったいいい女になってやる」と思っていた
と彼女はいいます。

「かわいい」 は、「いい女」の条件ではない。

すくなくとも、そういう文脈で発せられる「かわいいね~」という言葉は、
「いい女」とは正反対の何かなんです。

かわいい、とは、男ウケを狙った容貌 といえるかもしれません。
もっというと、ファミレスのメニュー的な何か。
誰がたべても70点の美味しさを狙うようにつくってあるんだけど、誰もがものすごく美味だとは思わない何か。


自分が認める、自分で認められる、いい女になりたいと十代の沢尻さんは思っていたんですね。


自分のために、という言葉は若干、抽象的かもしれません。

これを、より具体的に、より詳しく分析すると、

沢尻さんみたいなハイクオリティな美貌のヒトは置いておいて、

自分が、写真に撮られた時の自分とか、フッとショーウィーンドーに
映る自分を見てしまった時、
その時に自分のことを誇りに思いたいっていうコトなんだろうなぁとぼくは思いました。

彼女たちが、やたらとカメラを鏡にむけて自画撮りするのに熱心なのは
他者ら撮られた自分の顔の違和感がハンパでないからだと思いますね。

おなじく、ショーウィンドーとか、「見られる自分」を意識していない自分を
自分で見てしまった時の「えっ、コレ、私?」と思う焦り。
冷や汗モノです。

本当の、あるべきわたしをもとめて、
彼女たちはキレイを目指すんだと思いました。

もっというと、意識の中の自分と、本当の自分の落差をつけたくない。

という願いなんでしょうね。

まぁ、大体の女性は自分の体重を自分が高校生だったころの
40㎏台で自己申告しますけど、そんなのめちゃくちゃ細いですよ(笑

ついでに、この前、アンアンにのってた理想の男性の身長と体重は
約180センチ、50㎏後半だそうです。
ぼくが高校生だったころの比率ですけど、当時は全体的に細すぎで
市販のズボンが(制服などもふくめ)うまく着られませんでした。

あと、すごく疲れやすいので、まったく社会生活に向いていません(w

ここらへんにも、10㎏ほど小さめ小さめでモノを考える
”女子世代”独特の思考システムが顕著にあらわれておるなぁと
感心したものでございます。


今の20代~30代くらいの”女子世代”は
理想としての現実を生きるいきものなんですね。


でも、男性の目線はとくには気にしてないのは分かるけど、
じゃ、モテたくはないのか? ときかれて、
「モテたくないんです」と断言する子は少ないでしょうが。

そのモテも、実際はモテたいからモテたい、というより、
つきつめれば、自分の評価を上げるために視線を集めたい…
そういう傾向が強いように思います。


自分のための自分、ということですね。
生きていくための原則だとぼくは思います、が。
by horiehiroki | 2012-08-25 03:52 | 日々 | Comments(0)


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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

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今回の「百日の太政大臣(第32回)」の鑑賞ポイントは二つです。

第一は

もののけの血をひく二人の

静かにして、おアツいバトル


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さすが・・・やんちゃな上皇様。おめんがおちゃめです
そして腹黒いセリフをいろっぽくウィスパーしつつ、
ものすごく優雅な手つきで、
おヒモを外された所にも感銘いたしました
セクシー上皇様でした

まぁ・・・色んなことをたくらみ、仕組んで、
土壇場でその相手にわざわざ白状しちゃうところが
いかにも、おぼっちゃんだなっておもいます。
今回の脚本でいうと。本物はもっと腹黒そう。

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上皇「亡き摂政の遺児と未亡人に膨大な荘園を相続させたのは、わたしの入れ知恵である。

滋子との間に生まれた皇子をもり立てるには経済力が要るからな」

清盛「つまり上皇様の手の平の上で転がされていたということですか?!(私はただの財布でございますか!!) 」

・・・と仲睦まじく(?)囁きあってるところ、摂関家の方がたが、平家の用意した五節の舞姫を隠すという器のちいさな嫌がらせに出たため、急遽、松田聖子ディナーショー2012が始まるというね。

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それで、空気が一気にかわり、清盛さんが勢いづいて

「この世、ひろしといえども、上皇様の手の上でころがされているのは清盛ひとりでござる

上皇様の手の平の乗り心地を味わい尽くしますぞ」

とかピースな愛のバイブスでポジティブな感じなことを言い出すので、上皇様はちょっと涙目で黙ってしまわれた(LOOSER)というお話。


五節の舞姫 (ごせちのまいひめ)について説明しとくと、秋・11月の宮中の記念行事です。人気行事です。

ごせち‐の‐まいひめ【五節の舞姫】

五節に舞う舞姫。新嘗祭では四人で、二人(あるいは三人)は公卿の家、二人(あるいは一人)は国司の家から出す。

広辞苑


この国司の家から出す、というところ、おぼえておいてください!



百人一首でも

「天津風 雲の通い路ふきとじよ 乙女の姿 しばし留めん」(僧正遍照)

という坊さんの歌にも歌われているほど、朝廷関係者の注目を集めたのですね。

なぜかというと、御簾の向こうにいるはずのお姫様が、この日ばかりは、そこから出てきて、舞い踊るという。
たとえば在原業平の永遠の恋人だったとされる藤原高子(ふじわらのたかいこ)なども、このイベントに選ばれて出ております。そして帝に入内している。

・・・つまり、品評会みたいなもんなんですね。

本来は未婚の若いお嬢様方が呼ばれる。いえ、聖子さんも若いですけど。

平安時代も下れば下るほど、高貴な女性が姿を丸見えにして踊るのはちょっと×ということで、今度は経済力のある中流貴族の美貌の娘が選ばれ、主に貴人の側室候補として名乗りをあげる会となりました。

源氏物語にも、
光源氏の乳母子の惟光、その彼の娘が舞姫として出番を待ってる時に、若くてまだ女性をくどくのに不慣れな夕霧(光源氏の嫡男)から、(まったくの初対面なのに)「あなたがずっと好きでした」などと不審な告白をされ、怪訝にスルーするというイタいシーンがございました。はい。

二人は異母兄弟…なんかじゃないですね。


白河ー(堀河 ※ドラマに登場せず)ー鳥羽ー後白河

白河ー清盛


そうか、白河タフマンの息子扱いだったんですね。
曾孫と息子の「争い」か。

第二回目でフワーとか叫んで崩御なさったタフマン法皇様のお元気さがひときわ、いまでも、印象的です。

第2のポイントは、摂関家のみなさまの奮闘です


最近の清盛、開き直ったかのように、またもやどしどし登場人物を増やしてきました。しかも、2,3回しか登場しない系の。
さらにマイナーとされる摂関家の人々などなど。ちゃんと名出してきてる態度は真摯でよろしいかと思います。

知らなくても、あとで知りたければ調べて知ろうと思えばいいし、「悪い公家」として流して見ても、別にいいかと思います。わかんなくてもドラマとしては見られるように作ってあるし。

歴史のドラマに関係する人間やイベントをはしょらず、ちゃんと登場させる。そういうところは立派だと思います。というか、つひに一般的な視聴率を狙うより、ニッチなところにくいついてくるファンにサービスするほうがトクだという判断がなされたのかもしれません。


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藤原(近衛)基実さん。実はこのとき24歳・・・

そう、24歳なのに・・・とかいうところにくらいついてくる人間をNHKは・・・期待してるわけがない。

えーと清盛にやたらと親切なこの方ですが、出世するいっぽうの彼の後ろ姿を複雑な表情で見守ります。

ーーー今日はきちんとお化粧をなさっておられますね(笑

そこに、彼の兄弟があゆみよってきます。

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「お仲のよろしいことで!」

おばちゃんか。

「これは亡き父上の御遺志であるぞ」
「亡き父上は平家のイヌになれとまではいっておられませぬ」

こんなにたのしそうに演じる細川茂樹は初めてみた。

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後ろが藤原(九条)兼実。この人に藤原定家は仕えておりました。

ーーー最近、三谷幸喜の匂いのするひとが、清盛に増えてきましたですね。

兼実さんは、日記でゆうめいです。「玉葉」という。
もともと母親の身分が低かったんですが、そうとう辣腕の政治家だったし性格も強い。厚かましい。法然のおまじないで元気になったり、たとえば式子内親王の財産に手を出したり、まぁ、いろいろなことが分かります。

ところが、基実さんが24歳(しつこい?)で亡くなってしまうのです。

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残されたのが清盛の娘・盛子(もりこ または せいし)

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この時11歳かそこらです。それで子ども、それも男児を生んでるってグッジョブすぎる。

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えらく色の黒いお子様・・・失敬。

彼らを支えるという名目で、摂関家の嫡流が相続すべき財産を
清盛さんが管理することになった・・・というのが今回の政治的な大きなポイント。

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このクニツナという人は、とてもとてもとても食わせ者の御方です。どうじにいわゆるシンデレラボーイかと。
低い身分の公家から、何度も国司を経験、財力をたくわえ、摂関家の家司…つまり執事みたいなものとなり、都で成り上がりました。

※なお、この相続問題について、藤原兼実は激怒していました。

また、この色の黒いお子さんが、都の近衛大通りなるところにおおきなお屋敷をかまえましてこれがきっかけで近衛家のお名前につながったと。

まぁ、だいたいそういう屋敷の場所でいわゆる名字は出来てますね。名字より、姓が大事だった時代の話ですから。

清盛の正室・時子の子だったとかもいわれますが、くわしくは不詳

清盛さんは子だくさんです。

なお、摂政関白の妻の尊称が北政所です。秀吉の妻を思いだす名称ですが、盛子も北政所と呼ばれていました。ついでにいうと、黄門。こちらは中納言の異名(中国風名称)です。

そして、都からとおーーーく離れた伊豆では、八重姫とデキちゃった頼朝に、赤ちゃんまでデキちゃって、たいへんなことがおきてました。

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怒る竜雷太。

子どもをつれていって、殺してしまうのです。

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頼朝さん悲憤

この時、実に藤九朗演じるところの塚本高史さんと
岡田将生さんがいい演技を見せました。
藤九朗は頼朝のことを
誰よりもわかってるんですね。

なお、八重姫のその後は不明・・・だそうです。

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by horiehiroki | 2012-08-22 07:50 | 大河ドラマ | Comments(0)

0820

これはモーツァルトというよりカラヤンというべき音楽だが、徹底した美意識を感じる。
それを芝居くさいというひともいるんだろうが、崇高さすら感じる。
そもそも崇高さとは、俗と聖の間に引き裂かれゆく時、まるで降りてくるかのようにして生まれる感情である。


→アダージョとフーガ ハ短調
by horiehiroki | 2012-08-20 02:08 | 夜の箴言 | Comments(0)


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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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後白河上皇が、輿にのってやってきて、
「弔問じゃ」といったあのシーン。


→参考;平清盛(23)~あぶないあぶない


平安時代の文化において(またその後もながらく)

死=穢れ でした。

天皇家はとくに穢れに対して、敏感です。

ですから、ああいうようなご弔問が実際にあったかというと、

ないだろうなーーーーーー

とか思いつつ、情報のソースが

見つからないので、放置してました(スイマセン)


今、楽しく読んでるのは「日本葬制史」という本なんですが・・・・・・・(お盆だし)

当時は、とにかく葬式の行列を見ること自体を穢れとして忌み嫌う風習がありました。

推測ですが、風葬がとにかく一般的だったので、墓地にいけば、とんでもないグロテスクなものを見てしまう可能性が大でした

ここから感覚が派生して、死=汚いモノ となったのではないかな、と。

高貴な人が火葬になるのを喜んだという習慣は、汚いものに成り下がらなくて済む、という感覚なんだと思います。

そして焼かれた遺骨は、どんな高貴な人でも(天皇以外)、墓場に撒かれて、それでハイ、お終いという感覚なんですね。

そもそも二条天皇の母親(後白河の中宮)自体が、火葬後、散骨されてしまったような状態です。

平安時代には、墓参りの習慣自体が存在しえないんです。

いわゆる一周忌をとむらう程度。

中世以降になると、高貴な一族には一族専用の墓を設けるようになり、○回忌というイベントも一族行事として増えていき、したがって墓参の習慣が定着していきます。

が……現代人の多く”悩ませる”お盆の諸行事、これは、もともとやりたくてもやれない、高貴なセレブだけの「特権」だったはず。もともとはそれを真似できるだけでもありがたがっていたはずなんですよね(笑



散骨は現在は違法だとかですが、散骨が当然の社会であれば、風が吹いただけでも、今、おとうさんが来たかもしれないという意識に繋がるなっておもいました。

平安時代の人が、やたらとスピ系にうるさく、また色んなものを見てしまうのも、そういう死生観ゆえでしょうか。

平安時代に話をもどします。

死だけでなく、人のからだから出た血など、死を連想させるモノもいやがられました(たぶん、日本の貴族たちが一般に肉食を嫌がった…というのもそういうあたりが強いかと)。

あとは使用人が死にそうになると屋敷から放り出した、とか。
これは酷いけれど、”穢れ”を徹底的に忌み嫌うゆえです。

貴人の葬儀も夜に”こっそり”行い、また、天皇が亡くなった場合ですら、葬列の飾りは基本的に少なかったとか。(129ページ以降)

11世紀に亡くなった後一条天皇の葬列の場合は、真言を書いた黄色の幟(のぼり、はた)のみが装飾だといえた、とか。

お棺の周りには、視線隠しのための行障とよばれる幕をたてていたそうな。

天皇を含む貴人の場合は、火葬にするため、お棺に入った遺体を生きているかのように装って、牛車に乗せられていったといいます。

平安時代では、高貴な人の葬式ですらそういうシンプルな感じだったんですね。

なお、いくら天皇の息子でも、7歳以上になっていなければ葬儀すらまともにされず、裏山に放置された例もあるとか(1077年9月に四歳でなくなった、白河天皇の皇子・敦文親王が着ぐるみで巻かれただけで、東山大谷に捨てられたとする「水左記」記述による)


なお、焼いたあとの遺骨は、摂関家の出身者、それもその中で高い地位に昇った男女のみが、木幡の墓地(宇治)とよばれた墓所に祭られていました。

基本的には、中宮になった女性ですら、散骨されてしまったようです。

墓標がいくつか残っていますが、どれが道長や彰子のものかも分からないというカオスな状態なんですね・・・



また、意外なことに中世以降に流行った禅宗は、豪華な葬式をウリにしてたそうな。


そして、戦国時代、一時的にせよキリシタン信者が増えた理由のひとつに、葬式が豪華ということがありました。たしかにフロイスは日本人がやたらと葬式に関心が高いということを書いていたなぁ。


ぼくの考えとしては・・・

平安時代は死がものすごく身近ゆえに隠蔽せずにはいられなかった時代ということがわかります。
それゆえ死は穢れとされ、リアルな存在としては徹底的に遠ざけられ、理念として空気みたいにそこらじゅうに存在するようになります。無常だとかなんとかいって。


やがて、死を豪華に飾り付けたイベントとすることで、リアルではない何ものかにしてしまう行為が流行るようになります。

これが、近世以降の先祖信仰とか葬式観のはじまりです

面白いですよね

さて、最近、お骨がだんだんと土と同化していくタイプの(公営)墓地が大人気だそうで、抽選にすらなってるそうです。日本人の大半が、基本的に風葬をしてしまった期間のほうが歴史上長いので、興味深いニュースでした。
by horiehiroki | 2012-08-17 01:03 | 大河ドラマ | Comments(0)

わたしと大河ドラマ


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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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小学校のころから、大河ドラマの記憶はあるのです。
たとえば「武田信玄」。
堀江少年は三条の方の乳母だか侍女だかの

設定で、八重という架空のキャラにシビれておりました。

しかも小川真由美です。



しかも、彼女は置き眉というヤツで
眉毛がなかった(笑


・・・いま、某サイトにて調べてみると、出てきました。

どーん

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”この世をいきることは
いつわりをいきるということでございます”


だそうです

小学生には理解困難です、
が、何か……トラウマティックな魅力があったような気がします。

すずめ百まで、とはよく言ったものです。

しかし、そんなぼくが大河を自分の意思で見るようになったのは
実はかなり最近のことです。

風林火山(2007)くらい。風林火山の印象は濃いなぁのひと言です(笑

その前の「功名が辻」になると半分くらいしか見てません。
これは、功名が辻の頃までは、電波状況がきわめてわるい
新宿区のマンションに住んでたので、NHKがうまく映ってくれなかった、
というあたりも影響してるかも。

ですので、私と大河ドラマ、なんてテーマで語ると
ツイッターで言ってしまったので、どうしようか、と。

もっというと、自分が熱心に大河をみはじめたのは
ずっと大河ファンだった男性にいわせると、
大河崩壊のきっかけとなった作品「新撰組!」の次の大波こと
「篤姫」だったのですね。

「篤姫」は家族には不評でしたが、
結構スキでした。とくに宮さまとよばれつづけた
和宮が好きでした。まぁ、カサ高いお嬢様として
描かれてて、すごく不器用なんですけど、放っておけないというね。
篤姫はいろんな少女の成長の物語です。
その前提が上手く生きたのは原作がある「篤姫」で、
うまく生きなかったのは「江」でしょうねー。

「天地人」もわりと見てたほうでしたが、が、・・・
妻夫木君が泣かなくなってから、なんとなく飽きちゃって
最終回とか見てませんね(笑

そして「龍馬伝」。これは個人的には結構スキでした。

山内容堂ファンクラブに入りたかったくらいです。

あるのかどーかしりませんが。

江は・・・・・・本筋とは関係ないところがたのしかったです。
歴史的に見て、面白いトコをわざと抜いて構成してたり、
ちょっとよくわかんないなーと思うことが多数でした。

オリジナル脚本であることが悪い形で表れてしまった印象。

まぁ、そこそこ楽しみましたし、向井理がよかったです。
向井理が、よかったのです。




・・・・・・・と色々書いてきて、つくづく思ったのは、
ぼくは、高貴で、かさだかくて、
周囲と不協和音を奏でるような
濃い人物が大好きなんだなぁ・・・・・ということです。

向井理演じた秀忠は含まれませんが。

いや、含まれてるか・・・な。KYな男だったなぁ・・・

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(※調べたら画像フォルダに生き残っていた一枚)

そして、なんだかんだといって、大河は日本人がいだく
自国の歴史イメージとトレンドを創ってるんだなぁということです。

来年の大河は、坂本龍一がOP音楽みたい(笑


そうそう、大事なお知らせです。

先日、新著の「天皇愛」のチェックがおわりました。

表紙とか、あとはアレですよ、章の始めのページに
ぼくの直衣姿がチロチロと見えるハズです。
私事ですが、34歳の春に、ようやく元服できました
八條先生に冠親になっていただき、
はじめて冠を被せていただいたのでございます



発売日などが決まりましたらココに書きます。

また、ベストセラーズの「一個人」という雑誌があるんですが
(たぶんこのブログ読んでるひとはみんな知ってると思うけど)
その11月号(9月26日発売)にて『源氏物語入門』という特集がくまれます。

ぼくが書いた『源氏物語の女君たち その恋愛パターンを読む』という
16ページにも及ぶ記事が掲載されると思うので、こちらもよろしくです!
超豪華執筆者の中に自分も加えていただいております。
責任重大なので張り切って仕事しました(笑
by horiehiroki | 2012-08-16 09:07 | 大河ドラマ | Comments(0)

終戦記念日です

本日15日は、終戦記念日です。


”我々の真の敵は沈黙している。

敵を愛すべし。

私は、私を活気づける者、および、私が活気づける者を愛す

私たちの敵は私たちを活気づける”


フランスのポール・ヴァレリーの言葉(一部)です。

聖書のように「敵を愛しなさい」ではなく、
「愛すべし」という言い方
になっていることに注目しましょう。

しかし活気づいた精神で考えるべきことは
敵は本当に敵と言い切ってよいのか…ということです。


今朝の新聞には驚きました。

戦災はいまだに続いているのだな……

今日は闘いや敵について考える日にしてはいけませんね。

平和について考える日にしましょう。
by horiehiroki | 2012-08-15 07:56 | 日々 | Comments(0)


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◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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「花の乱」が打ち立てた視聴者おいてけぼりの記録。


われらが「清盛」がついについについに超えてしまったということで(笑 

さすがにここ数回の内容を見てて、「危ない」とはおもってましたが、さすがに「末の松山 浪こさじとは」と信じたかったんですけども。

甘かったですかね。

とにかく今回は記念すべき回となってしまいました。



NHK大河「平清盛」ついに1ケタ 7・8%で歴代ワースト更新
2012.8.6 11:15 [視聴率]

 5日夜に放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」(午後8時~)の第31話の平均世帯視聴率が、関東地区で7・8%だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。記録のある平成元年以降、6年8月14日に放送された「花の乱」の10・1%を大幅に下回り、ワースト記録を更新した。関西地区は8・1%だった。

 同じ時間帯にフジテレビ系でロンドン五輪の女子マラソンの生中継があり、関東地区で22・5%、関西地区は21・2%の視聴率を獲得しており、影響を受けたとみられる。



裏番組でマラソンがあったとはいえ、ついに一桁代突入・・・ これは恐ろしいことですよー。

いやー・・「花の乱」は・・・高校生のときに見てたけど三田佳子が般若の面つけて、公式の場に出てきたり(あたしは怒ってるぞ!!! ってアピールのつもりとおぼしい)謎なシーンが目立ちましたけど。


って調べてたらけっこう(お松の顔面的に)悶絶の動画が出てきたよ!!!

※お松に関しては閲覧注意

有識装束に、バブル期っぽいメイク、その禁断の取り合わせよ・・・。

でもバブル期のメイクって、セクシーですよね なんかこうツヤツヤとして。

そして、御所サマを演じてるのは、お騒がせなあのヒト・・・。今みると小泉孝太郎っぽい。

そしてこのOP音楽

なんかパタリロのエンディングテーマとノリがおなじっぽい気がしてならん

どうもあれでしょうか。

ピアノがオープニングテーマで、活躍すると大河はポシャるんでしょうか。


今回の大河は第三部の幕開けということで、OP映像の清盛さんが変わってました。
踊ってました。

でも実際、今回は源平の合戦が主眼になっていくようなので

ぶっちゃけ清盛さんはまたもやドラマを傍観する者の立場に転落しそうです。

というか、彼の死のあとでないと源平の合戦はおきませんからねー

第三部の中心人物は、「私」ことナレーターの頼朝さんです

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美しすぎる頼朝@岡田将生。

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ド田舎で笙など吹いていると、おなごがフラフラやってまいりますがな。


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カップリング成立


・・・などと書いていくと、画像三枚で分かる今回の大河みたいなかんじになってしまいました


ははーん 

読めた 読めたぞ

今忙しいからブログかかないつもりだな

あぶないあぶない(C・福田和子)

もうレビュー書かないところであった



アハハッハ アハハハハー!


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弔問の場でも暴れちゃうぞ

上皇様の ごらんぎょう は続く
by horiehiroki | 2012-08-07 09:29 | 大河ドラマ | Comments(0)

和宮さんと徳川家茂について語ったウェブ記事が公開されていました!

夫の死後に浮気発覚? 我慢強い女・和宮親子親王
(取材と記事: 小野田弥恵さん/プレスラボ )
by horiehiroki | 2012-08-05 07:27 | お知らせ | Comments(0)