<   2012年 11月 ( 18 )   > この月の画像一覧

楽座は楽ではありません

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ちゃんとすわれない貴族、笑ってごまかすの巻

股関節が相当やわらかくないと、肖像画みたいな楽座は無理です。



・・・ということが書きたかったのではなく、ですね。

先日の高円寺・氷川神社の有識装束の講習会では実際に神職にたずさわる方から貴重な現場の知識を得ることもできました。書いてくださいともいっていただけたし、自分自身興味があるので、おぼえがきとしてUPしておいます。

とくに過疎地の神社が廃絶する(廃社というそうです)ことが近年とみに増えているそうです。800社だったかな。これには驚きました。

とにかく(参拝客が絶えない)●●大社など有名な神社と、そうではない神社とでは大きな意識の開きがあり、廃絶問題にはなかなか対処しきれていないということがあるみたいです。

しかし規模にかんけいなく、神社という空間にはいろんな歴史・文化がつまっています。

実際、ぼくが少年時代をすごした堺市には大鳥大社(おおとりたいしゃ)があり、ヤマトタケルが白鳥となって最期に降り立った場所を祭ったものだそうです。

ちなみにオオトリと同じ読みで鷺神社と書く神社は関東にもチラホラみられます。
また、僕が小学生から移り住んだ街(大阪府堺市)にあった(?)白鷺神社(と思う・・・)には、鷺の格好をして舞うなどの儀式があったりした…なぁ。

超うろ覚えですが。スイマセンw


とくに関東では大鳥ではなく、鷺神社と書くところが多いのかな?? 

自分が住んでる中野区にも鷺宮の地名があります。

ここでは酉の日が祭礼日で、これがあの「酉の市」に発展するとか、あるいは江戸時代の武士にヤマトタケルが人気で、そのため江戸の鷲神社への参拝が盛んになった、のだとか。もしかしたら江戸で独自進化を遂げたのかもしれません。

つまりわれわれが昔からの伝統といってる神社の行事もそこまで古くない場合ってけっこうあるみたいですねぇ。

神職の方たちに伺ったんだけど、八百万の神というだけあって、色んな神様が祭られている。その方たちの「特技」を活かしたプロモーションをすることで、廃社を食い止めることができるんではないか。
あるいは、たとえばパワースポットとして近年とつぜん(?)有名になった、加藤清正公の井戸@明治神宮 などなど、神社のなかの史跡を有意義に使えないものか。

極論すれば祭りがなければ祭りを作ることもありではないか、と。

このプロデュースする。ということが大事なのではないか。
人がゲットしやすい情報を発信せず、漫然とうちは神社です、といっているだけでは文化の継承はできないのではないか。

(なお、高円寺の氷川神社には、全国で唯一の「気象の神様」がお祭りされているそうです)


気象の神様=八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。「知恵の神」 でもあるそうです。お天気キャスターになりたいひとはお願いにいってみてもいいかもしれません。

ーーーーまさに、こういうコトですな。


・・・ぼくが思うに、教化の場であり、伝統文化との出会いの場であるべきなんですよね、神社って。でも単にそこにお社が存在してるだけでは、それが出来ない時代がきてるんです。むずかしいなぁ。

また、過疎地の神社は、ひとりで何社も兼任しているからこそ、ひとりが勤められなくなると神社がいくつもなくなる原因となるのだそうで、やる気がある人がいれば(神職と元々は関係のない家の出身者でも)その人に任せてもよいのではないか・・・というようなシリアスなお話をたくさん伺いました。

神道の教義には、たとえば、キリスト教とかイスラムみたいに●●すべからず的な契約概念はなく、「神様が喜ばれることをしましょう」というシンプルな基本原理があるのみ。しかしそれゆえに逆に学ぶべきコトはたくさんあるだろうから、いろいろと難しいのでしょうけれど・・・。
by horiehiroki | 2012-11-28 03:26 | 歴史・文化 | Comments(0)

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なんやねん(笑
by horiehiroki | 2012-11-27 03:25 | 夜の箴言 | Comments(0)


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◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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平清盛(35-1)ー清盛ワルプルギス でも書きましたが、今回もワルプルギス化した清盛ちゃんのあばれっぷりと、視聴者おいてけぼりっぷりがあっぱれでした…。

他のおなごを押しのけ、寵愛を得たハズの木村多江(仏御前)。しかし、殺されそうになってましたがな


やはり男の精で不幸になる女を演じると本朝随一のリアルを醸し出すという女優のアイデンティティ発揮でございましょう。

日本三大不幸女優

木村多江

西田尚美

桜井幸子

だったんですけど、最近サチ子さんが活動してないので、ツートップには頑張ってほしいです

さて、

京から福原(そもそも、宮殿屋敷その他が入るだけの土地がないやん)に遷都を強行。
高倉上皇などを拉致監禁
以仁王以下、反乱分子の粛正

などなどなどの大暴れの後、(西行さんと義朝さんの回想シーン攻撃にも負けず)

むーーーーむーーーー むぅぅぅ とか呻りだして(冬彦さんか…と往年のドラマファンを思わせておき)


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たすけてくれぇぇぇぇ!!!! 


の展開は、ないよなぁ。と。

自 由 すぎる、魔法老年きよもり(笑)

地味に怖いです。


そこにタイミングよく(?)、頼朝が伊豆で挙兵したとの知らせが入ると

「ヒィィィィィ」 と衣が裂けるよな音で「鳴いた」あげく、目に光がもどってくるという冬彦さんっぷりもすげぇなぁ。

そして、魔女キヨプルギスにとって、魔法少女まどかは、頼朝ちゃんなんだなあと思いました。

清盛 → ワルプルギス
義朝 →  さやか
正清 → きょうこ
頼朝 → まどか

頼長→マミさん

魔法少女よりとも。 ほむらは誰?? 杏ちゃん?w


このすがすがしいまでの視聴者投げ飛ばしほったらかし、どこかでも見たことあるなぁっておもったら、まどマギではなくて、エヴァンゲリオンでした。この前のエヴァQもすごかったですね☆ 説明いっさいなし。


ええーと。

「治天の君」のポジションにいる男って、シェイクスピアの悲劇・喜劇ばりに、錯乱の境地に何故か追い込まれていく場合ってあるかと思います。

清盛だけでなく、白河院も最後は理不尽なまでの肉食禁止令だしてるし、それと同じようなことを実は江戸時代の綱吉も「生類憐れみの令」でやってます。魚釣りまで禁止したりして。どうしても良くならない世の中に対し、最終手段として、善行という名の凶行に及ぶわけです。

石を拝みなさいと言い出した信長、明帝国侵略にはじまるワールドシリーズ(笑)を妄想した秀吉もおりました。(それを考えると、その手のトチ狂い方をせずに、幕府を創り上げた家康サンってやっぱ凄かったんですね)

さて、今回は、以仁王が戦死してしまいました。

平家打倒計画が露見してしまった以仁王を逃がそうとする(義母って扱いでしたけど)八条院


涙ながらに見つめ合う二人

そして以仁王が「ははうえ!」っていう所が、ものすごく短いシーンだったのに、けっこうツボってしまって(ひさしぶりに清盛で)泣けました。

今回は源三位こと源頼政(宇梶さん)に「巻き込んですまない!」って謝ってましたけど、そこも含め、泣けました。
こういう土壇場でこそ、その人の本当の人格って出ますよね。
その点キヨプルギスは・・・


以仁王を演じたのは柿澤勇人さん。前の「令旨」の朗読も秀でてましたが、イイ声してるなぁって思ってたら、本職はミュージカル俳優さんだそうです!

※以仁王が帝の息子なのに、親王ですらない理由

ウィキよりですが

院政期に親王宣下を受けるのは、原則として正妃(女御・中宮・皇后)所生の皇子、または仏門に入った皇子(法親王)のみだった。以仁王の母・成子は女御になれず、幼少の頃には仏門にあったものの12歳のとき還俗した以仁王には親王宣下を行う根拠がなかった。


シビアな時代でございます。以仁王の父として、後白河さんが紹介されてましたね。
by horiehiroki | 2012-11-26 03:44 | 大河ドラマ | Comments(0)

眉毛の研究

「清盛」の公卿、高貴な女性の眉の扱いですが、ホントに色々ありますよね。

ノーメイクの女性で、眉毛がほぼない状態を「マロ」って呼んだりしますね。

貴族=眉毛がない というのが現代人のイメージになってる気が。

しかし、歴史の文献を見てると、とくに高貴な男性の場合、置き眉をしてる方が少ないですねぇ

(頼長さんの肖像がある、公家列影図など)。


いわゆる国宝絵巻こと源氏物語絵巻の眉の扱いも、フッと刷毛ではいたような眉になってる。

そして、その一世風靡した絵柄を後世の絵巻物は踏襲してるところがある(伴大納言絵詞の公卿たちなど)。

高貴な男性のメイクとしては、たとえば日本でも最古の物語のひとつとされる、「宇津保物語」では、若い娘がいるのに自分が年老いて見えるのはよくない!と一念発起して化粧する帝が出てくるんですが、顔のどこをどうやったかはよくわかりません・・・。


女性の場合は、また事情は別なんですけれどもね。

さて、この前、装束を着せてもらった自分の写真をもとに眉毛を入れてみました。顔の肌はコレ、ノーメイクなんですが、白粉を塗る必要が感じられないくらいに白いので、そのままですw


A 眉毛がないだけの場合…(「清盛」では 忠通さん など)

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忠通さんを演じておられる役者さんの場合、冠や烏帽子との距離の関係で、置き眉しなかったっていうようなのを公式サイトで読んだんだけど、僕の場合も置き眉は要らないと判断される、かもしれない。
というか冠、烏帽子ともに額の途中から被る感じなんですよね。そうなると、ぼくもおでこは狭い方ではないけど、かなりの面積が必要ということです。


B 眉毛がなく、置き眉がされている(忠実さん、頼長さん など)

ホントは置き眉のイチはもうすこし上、左右に開いてやるべきでしょう・・・が、額のスペースがありません。涙

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江戸時代のメイクマニュアルを見てると
大奥などの女中がハレの日に「置き眉」をするというようなことが書いてあります。
この時のポイントは、高い額を強調する・・・ひろいおでこを強調するために「置き眉」を
する…というようなコトなんですね。

……たしかにものすごく鷹揚で、大らかな顔になる。


C 眉毛が非常に薄くカットされている状態 (成親さんなど)

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D  清盛には出てこない置き眉のケース。ただし、江戸時代とかの絵巻物に置き眉してるヒトがでてくると、こういう感じが多い…気もします。
額がさほど広くもなく、しかし置き眉をしたいとき、どういう感じにすると映えるかを考えてみたんですが、そのときに一番即している=現実的な置き眉の形かもしれません。

実際に眉毛がある所に小さめの眉を(漫画でいうところの短眉ってやつ)置いてるかんじ。


・・・わりと短気な男にみえます

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by horiehiroki | 2012-11-26 03:08 | 歴史・文化 | Comments(0)

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カヲルくん! 

キミの言ってることが 

ぜんぜんわかんなかったよ!\(^o^)/


ということでネタバレのしようもない。


ただし、わりと粗末に扱われてる?って思った涙


スケジュールの合間をこじあけ、なんとか時間をつくってチャリンコかっとばし、スーパーレイトショーに潜入!


そこでわたくしが見たモノは・・・想像を絶しておりました


どおおおおおーーーん



ほも



どおおおおおーーーん



つづく




・・・な内容でした


こういうときどういう顔をしたらいいかわからないの!




これはホンマにQやわー

いちばんの衝撃は次のタイトルですたが

悪寒~♥

__________

予 告 

ネタバレを含む
”エヴァンゲリオンとわたし”
12月25日公開 します。

※サービス、サービスゥ はありません

__________
by horiehiroki | 2012-11-25 07:27 | 映画 | Comments(0)

束帯を着る。

23日は、芳文社の体験漫画の企画&取材で、『にっぽん文明研究所』様の講座にお邪魔してきました。

本来は神職などに携わる方、そして専門的な知識が必要な装束の着付けに興味が必要な方に装束の着付けのお稽古の場を提供する会のようです。今回はその最終回ということで、男女ともにいろんな装束を着るための、八條忠基先生(有識装束研究の『綺陽会』主宰)による実技最終レッスン…でした。

というか、うたもゑのこうづき先生と担当編集のGさんとぼくの三人で今回飛び入り参加してきました。

「天皇愛」って近著の表紙で、八條先生には直衣を着せてもらったのですが、今回は衣冠と束帯、それから水干…などを着てきました。


かなりラフな部類の装束とされる水干

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※いろんな着付けをしてもらいました。
ちなみに、これは水干を袴におしこめた、いわゆる「こめずいかん」という着方。パンツにシャツを入れ込んでる感じですw ヒモが襟の部分についていますが、安倍晴明が好んだ、かなりカジュアルな(学生服でいうとボタン開けてるイメージの)着方みたいです。
なお、この水干を上半身に着て、下半身は女性用の袴をつけたのが白拍子です。


それから、いちばん格式が高いとされる束帯

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※本来は、襪(しとうず)という、足袋に似た形の靴下がわりのものを履きます、が、準備の都合上、今回は履けてません 笑 「平清盛」的な(w


これら二つ、形は似てるように思うかもしれませんが、着比べてみると
カラダの自由度がまったく違うのが分かりました…

着付けの時間も束帯を着るには、水干の2、3倍はかかります!

とくに束帯は公卿でも着る機会が限定されている、最高の格式の服なのですけれど、実際、これを着てみて、宿直(と書いて、とのいと読む)なんて行為は無理だなあーとつくづく思いました。

束帯が簡易化され、宿直にも使われたのが衣冠というものです。
ふたつは着心地からしても、まったくもって、別物でございます。たしかに解説本で見る限り、いくつかの小物が違うのは分かるんですが・・・。

束帯はまず、いわゆる下着の上に↓みたいな据(キョ)という帯を着けるところからはじまります。胸元が黒いのはヒートテックですw 



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役職などによって異なりますが、今回の据は「一丈」ですから、約3㍍はあります。重たいです、引きずるのは。

前。

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※束帯は専門の袴があります。織りで模様がはいっていて豪華です。足元はわりと他の袴にくらべて短めで、襪とか沓(くつ)とかが見えるようになってます。

つぎに束帯の「本体」を着ていきます。模様は唐草です。・・・というか、八條先生の神業でものすごいスピードで着付けてもらってる最中です。手が鳥みたいな感じでダラーンとしてるのは、これが着付けてもらう人のデフォルトの姿勢だからですw …ウソです。着せてもらってるだけのわりに、かなり疲れてきてます

後。


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この時点で、すでに束帯の帯であるところの、石帯が着けられています。コレがあるから、宿直には窮屈で・・・などとものの本には書いてあるんだけど、ぶっちゃけ、付けられてるのかどうか、よくわかりませんでした。・・・というのは軽いからではなく、背筋がビーンと伸びる感じ。そして背筋が、もじどおり「板につく」漢字でホントになにか板が入れられてる感じがするがするんですね。
ただし、うまく着付けてもらった場合、腰を締めてもらってるほうが、動きやすくなります。逆に。そして装束の重みを感じにくくなるという、魔法みたいな効果があります。
こうづきれお先生が一度チャレンジして結んでくれた袴と八條先生の着付けてくれた袴とでは、同じ動作をしてもらってるのに、大きな違いがあった。あれ、なんなんでしょう。


そのあと、ウェストをヒモで何重にも結びます。(ちなみに装束はほぼすべてワンサイズなんですが、さすがに180㎝以上の身長の人は想定されてないので笑、ヒモの結ぶイチが、他の人とは違うみたいです)
石帯はそれらのヒモ留めしたウェストの上から、装束の上から、ギュッとむすぶようにして着けるかんじです。

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そしてついに、太刀(たち)を帯びます。太刀はあまり重たくないのですが、ここに据(キョ)を掛けている場合、5㎏くらいはあります。だいたい斜め45度くらいに上げて持つのが、「かもめ尻?」などと呼んで伊達なんですけど、相当に持ち重みがしてきます。

それで、太刀の白い柄の部分は、鮫肌状になっていているのが、役立つわけですよ。エイの皮を使用しててザラザラしてるから滑らないというね。

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まぁ、いずれにせよ、母校の旗をかかげた応援団の旗持ちくんみたいな気分です・・・ 

ちなみに大河の「平清盛」では、公卿の方がた、束帯ではなく、束帯的なサムシングをみなさん着ておられます。背中にキョがくっついている的な。なんやねーん、と。これまで思ってました。

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せっかくやるのだから、ちゃんと着付けてほしい・・・などと思っていましたが、

先日、偶然、八條先生がFBで書かれた記事で知りましたが、「勘解由判官(かげゆのほうがん)」の職にあると、特別に、多忙を理由にこの着付けができた、のだそうです。

勘解由・・・国司(のちに官人一般に拡大)の交替の監査を行なった。平安初期以降、国司などの交替の時、後任者から前任者に交付する文書(解由)を審査した職  (岩波日本史辞典、広辞苑など~)

※ちなみにああいうキョの折りたたみ方はカッコイイとして大人気だったみたい。

ポストが空くと、勘解由になりたい!って人が殺到するくらいに。

でも、まぁ、ね、これだけ並み居る人々全員が勘解由のワケもなくですね、この着付けというのは(以下略

個人的には、引きずる方がカッコイイとおもうのだが。そういうのはダイアナ妃の結婚式のベールの豪華さがトラウマのレベルにまで組み込まれてる世代だからかもしれんですw
ヤハラちゃんと同じ。


ということですが、やはり難しいです。


着付けに膨大な時間がかかるという点。それから、スペースの問題。

前の人のキョを踏まないためには約3ー4メートル位の空間が要ります(身分とか流行とか法令で長さは変わる

さらにこれを着て(しなやかに)歩くこと自体が、すぐに出来るものではないです。

衣服自体の重さもありますが、直衣のように束帯は歩いていて空気を通さないため、空気抵抗も比較的、あります。


だから、束帯などは着付けが実物に近くなればなるほど、演技にならないんだろうなぁ、と思うのです・・・。


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これは束帯姿の源頼朝像です(伝・頼朝像という人もいるけど)。

衣服のデザインチェンジにすごく熱心だった鳥羽院(清盛では三上博史が怪演)以降の束帯ですから、現在の束帯以上にこわばった感じ。相当に鋭角的なデザインの肩になってます。・・・もっと動きにくかっただろうなあ

そもそも頼朝が座っている楽座という座り方が僕にはできません(笑
これ、股関節のストレッチに似てる感じなんですが・・・

僕は日本人ですが、正座自体がきついし、そもそも床にすわって何かをするということ自体が厳しくなってきてるのを感じました(笑

変わったモノと変わらないモノについて痛感した一日でした


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大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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by horiehiroki | 2012-11-24 01:21 | 歴史・文化 | Comments(0)


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森先生が、ブログを見てくれて、今年の大河に何が起きてるの?!と問われ、かくかくしかじかであると、話し合ったところ、

清盛くんは

魔法少女として人さまのために頑張ってきたが、
イマイチ誰にも愛されてない(劇中でも、さらには視聴者からも)、数字は出ない、「あたらしき国作り」もグダグダ・・・・ということで、ソウルジェムが真っ黒になって、魔女化。

現在は、最強の魔女・ワルプルギスと化し、猛・空回りをしているのでは…という痛ましい結論に達しました

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ここは鹿目まどかさんの活躍に期待したいところです

「まどマギ」、すごくイイ作品です
by horiehiroki | 2012-11-22 10:01 | 大河ドラマ | Comments(0)


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主人公の死を悼む大河はあっても

早く消えたほうが(数字のためにも)いいのと違う・・・?

なーんて思わせる主人公は清盛さん、あなたが初めてでございました。


まだ死ぬ気配ないけど



この前、物の怪=化け物になってしまった彼の異常さを表現するため、瞬きしないように演出したらどうなの?
なんていってたらーーーーーほんとに今回は、瞳がドテーンと胡座をかいて座ってましたし。



いや、「座ってやがった」というほうが正しいかも。


それもこれも、やはり問題なのは、

ペプシコーラが、コカコーラになってしまったかのような、主人公のキャラクターの大転換w

主人公ですよ!

主人公のキャラが180度大転換するなんて、これまで誰が考えたであろうか。いや、ない(反語)


デイリースポーツ なるウェブ上の媒体によると…


NHK「平清盛」 歴代最低更新の視聴率7・3%…物語は佳境へ! デイリースポーツ 11月19日(月)18時25分配信

 18日に放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が、関東地区で前週比3・1ポイント減の7・3%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。記録が残る89年以降では大河ドラマ史上ワーストの数字となった。

 昨年までの歴代ワーストは94年8月14日「花の乱」の10・1%だったが、今年「平清盛」がロンドン五輪中の8月5日にワースト更新となる7・8%を記録していた。今回はこれを下回る数字。

 なお関西地区では18日は9・4%。関西地区の過去ワーストも「平清盛」で、今年10月21日の7・5%。

 「平清盛」は、次回25日放送分で、絶頂を極め横暴をふるう平家打倒を掲げ、源頼朝(岡田将生)が挙兵。ストーリーはクライマックスへと向かっている。



この記事、もう最後は文字数埋めるためにまとめましたってかんじの・・・





ここにいたって本作の清盛像は、この作品が忌避してきたはずの、「平家物語」などに見られるどうしようもない悪役としての清盛像とぴったり合致。

皆既月食みたいな巨大な影を作品に落とすことになってる気が・・・いたします。

ようするに途方もなく、ウザい(笑


もう清盛ファミリーについて話してもはじまらないので、白拍子の話でもします。平家物語でお馴染みの祇王・祇女【ぎおう・ぎにょ】が出て参りました。それから仏御前も。しかも木村多江というね。

白拍子はいわば、男装の麗人。


白い水干に烏帽子姿の男装…いや、半・男装です。

簡単にいうと上半身がメンズのアイテム。下半身の袴はレディースのアイテムです。


遊女の走りともいわれますが、みなさんが想像する江戸時代の(というか、明治以降の、映画「吉原炎上」でみられるような)遊女=売春婦とはまた違うんだな。


当時の遊女は、芸事を見せるというのがメインです。いわばアーティスト。アーティストの肩書きも持つ、銀座のクラブの女性が枕営業もしちゃう…かも、的なのが彼女らの営業イメージです。

平安時代には、吉原というような、集合型の遊里はなく、たとえば江口の遊女といわれる人々もいましたが、京の都から、風流好みの公達たちは彼女たちのもとをわざわざ船にのって訪ねました。それだけの価値がある。アートスポットだからです。

江口の地が史上にその名を知られるのは,交通の要衝であることから生み出された遊興施設の存在であり,なかでも観音,中君,小馬,白女,主殿をはじめとする遊女が,小端舟と呼ばれる舟に乗って貴紳の招に応じたことは,当時の日記が多く物語る。住吉社や熊野等への参詣時における貴族と遊女の交流の中から,芸能や文学が生み出されており,《十訓抄》に〈江口の遊女妙は新古今の作者也〉とみえるのをはじめ,《梁塵秘抄口伝集》に〈其おり江口・神崎のあそび女ども今様を唱その声又かくべつなり。(中略)昔は江口・神崎の流と云て,いま江口・神崎に有所の伝来の今様ハ〉等とある。


世界大百科事典より。

補足すると、

>観音,中君,小馬,白女,主殿をはじめとする・・・

観音 などは遊女の名前です。現在でいう◎代目・中村勘三郎みたいな感じで、受け継がれました。

この人たちは、全てがそうではないのですが、いわゆる没落貴族のお嬢様たちだったり、という説も。

だからこそ、公達を相手にしても、並大抵の現役のお姫様たちとデートしてるより、遜色のない感動を与えることができたのですな。

>梁塵秘抄口伝集

これは、後白河法皇のまとめた「梁塵秘抄」という作品の中の、「口伝集」つまり、後白河自身の筆による解説文という意味です。


こうした江口の繁栄も,神崎とともに鎌倉時代に入ると衰微しはじめ,南北朝時代にはもはや昔日の面影をみることはできなかったようで,1363年(正平18∥貞治2),住吉社への参詣時にこの地を訪れた足利義詮(よしあきら)は,その衰亡に驚くとともに,〈惜みしもおしまぬ人も留らぬ仮のやどりと一夜ねましを〉と,荒れた江口の地を歌っている。


南北朝時代(14世紀)には、「風流」に金と時間を使うことができる貴族がすくなくなり、江口は没落してしまったのですな。

足利義詮は、室町幕府の第二代将軍。

後白河が著作で賞賛し、室町幕府の将軍さえ、堂々と出かけられる。江口はそんなスポットだったのです(ひいては遊女たちの”地位の高さ”も伺えると思います)


あと・・・こんな時、こんな話題で思い出すのは不敬だと怒られるかもしれませんが、

高倉天皇、および即位した清盛の孫の安徳天皇。彼らは赤いハカマをはいてました。

そういう映像が出てきました。

臣下の男性はああいう袴の色は着ません。

あれについても触れておこうかな、と。

あの赤い袴、実は、あれは女官などが履いている袴と(いわば)同じもの、なんですよね。

レディース、です。

なぜ帝はレディースのアイテムを身につけるのか。

なぜか。

残念ながら、白拍子が(主に上半身)男装するのと同じく、理由はよくわかっていません。

でも、こういう風に、服を異性のモノと「とりかへばや(取り替えたい)」というファッションの意識は、あったのかもしれませんね。


ちなみに祇王たちは岩波日本史辞典にも実は載ってたりする。

生没年未詳。院政期の白拍子姉妹。仏御前(ほとけごぜん)の出現で平清盛の寵を失い,嵯峨に出家。やがて世の無常を知った仏御前も出家し,みな念仏往生したという。平家物語に清盛専横の例話として挿入された。



広辞苑には


平家物語中の女性。京の白拍子。近江国祇王村の人という

……とも。


全国に静御前の墓があるのと同じで、よくわかんない、というのが正しい回答だと思いますが。


そういうこういうの脚本家が持て余し気味の清盛さんでしたけども、今回も面白く拝見しました。

京本正樹の禁断のアイライン&付け髭とか。

内容的には、以仁王が令旨をついに出しましたけれど、あれは名文ですよね。

しかもうまく俳優さん、ナレーションしておられた。


以仁王【もちひとおう】
1151‐80(仁平1‐治承4.5.26) 後白河天皇の第3皇子。母は大納言藤原季成娘成子。八条院の猶子となって三条高倉に住み,三条宮とも。平氏への恨みから源頼政の勧めで1180(治承4)に挙兵を計画したが,洩れて園城寺に逃れ,さらに南都に向う途中討たれる。その平氏打倒の令旨(りょうじ)は全国的内乱の引金となった。


……と、ツラッと来週の内容をネタバレしてしまったけれども、この人、式子内親王と同じ母親を持っています。

芳文社で連載してる「うたもゑ」関連で、式子内親王について、色々と調べることが最近多いのですが、それと同じく以仁王についても感じることは多いです。

以仁王と式子の母親は、いわゆる建春門院(通称・シゲ子、平滋子)に父親・後白河の寵愛を奪われてしまぅています。その後はひっそり鳴かず飛ばず。

そして、以仁王は親王になれずに戦死。

式子は生き残ります。そして、自分を幽閉したかのような人生を傍目には生ききります。


傍目には、というのがポイント。

・・・と描いていきたいのですけれども、今回の大河に式子は出てこないのですねー。まぁ、別枠の話になりますが。

式子にとって、また、後白河にとって、平家の人々は愛憎半ばする存在だったでしょう。
by horiehiroki | 2012-11-21 02:55 | 大河ドラマ | Comments(0)

いかに愛するべきか。



いかに愛するべきか。

世の中には、
愛が人生のいろどりになる人と、
愛が人生の目的になる人がいる。

でも、この二人の運命はまっぷたつに分かれている。

自分はどちらなのか。

道を見誤ると永遠にさまようことになる。
by horiehiroki | 2012-11-21 01:57 | 夜の箴言 | Comments(0)

「中世の音楽世界: テキスト、音、図像による新たな体験」って本(・・・本体価格7500円だから、わりと専門書・・・)を、ただ今、読んでおります。

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マニアックとされる時代の音楽ではありますが、
音楽自体はときに素朴で面白い顔をしています。

いわゆるわれわれが「クラシック」と呼ぶ音楽よりも、リズミカルだし、
響きの多彩さでいうと斬新で、興味深い。

ソナタ形式などのようなスタイルの複雑さはないぶん、
リズムと和声が斬新です。

CDにはヨーロッパともアジアともつかない、おもしろい音階をつかった
メロディが収められてます。単旋律のもあれば、複旋律のものもある。
声じゃなくて楽器の音色なので、
サンプリングとか、DJするときの素材のひとつとして使ったら面白いかもね(w

単旋律も、おおいなる複雑さを隠したシンプルさ、といえばいいんでしょうか。

付属CDを聞きつつ、CDに収録されてる貴重な楽譜(PDF)を見たりしてるわけですが・・・

肝心の書籍の解説が、あんまり、ピンとこない。
訳の問題もあるんだろうけど、

音楽を感覚的なモノとしてだけ受け取ることの危険さは
この本にもかいてありますけれど、・・・その手の知識と音楽自体から人が受ける感覚が、やはり乖離してしまっていては、よくわからない。

ということを感じました。

この二つを結びつけて語ることができる人が現れるのを待ちましょう。


本書のセールスポイントは、
中世ヨーロッパってひとくちにいわれても、時代差はもちろん地域差があり、それが音楽にすごく表れてる部分のデータをよく知ることができること。これはよかったです。

そして、現在よく使われている楽器はどのようにしてヨーロッパで使われるようになったかを知ることが出来ること、などなどです。

たとえば(パイプ)オルガン(の原型)はビザンツ帝国経由で、カール大帝の時代にヨーロッパに到達。

「オリエント」で生まれたオルガンが、キリスト教の楽器に変貌していったのはそれからです。


10世紀には(イングランド南部の)ウィンチェスターに巨大なオルガンがあるという記録が残されている、とのこと。

日本でいうと、平安時代ですね。
by horiehiroki | 2012-11-20 03:30 | 読書 | Comments(0)