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乙女の美術史、台湾版の翻訳が終わり、出版されるみたいです。

見本は送られてくるのかな。表紙などは変えちゃうって聞いてたけど。

日本と台湾、そして世界の美術を結ぶ本になってくれるといいなぁ・・・と。


さて、美術といえば、昨日のギャラリー訪問はおもしろかったです。

月刊美術に掲載される記事用なんですが。

東京駅周辺ー代官山周辺を取材しました

東京駅は以外に銀座に近く、銀座と東京駅を結ぶようなラインにギャラリーも点在。

代官山は定番の雑貨&服、美容室などの「ショップ」系にまじって、チラホラとギャラリーがあるんですねー。

しばらくいかないうちにずいぶんと変わった。

代官山的な選ばれた上でのごちゃごちゃした感じ、いかにも日本らしいと思います・・・

作家さんも、ギャラリスト(≒オーナーさん)も70-80年代生まれの「同年代」のところも
増えてきてるんだなぁと実感。

自分のトークした内容などは月刊美術でも取り上げられると思うので

個々のギャラリーさんの感想を言うのはどうなんだろう??ということで、

とりあえずは月刊美術の完成をお待ち下さい。

明日もギャラリー訪問です!
by horiehiroki | 2013-02-28 15:59 | お知らせ | Comments(0)

うたもゑ

ちょっとバタバタしすぎな昨今ですが

今日は「うたもゑ」の表紙のデザイン案などが到着しました。

吉川姸石先生の題字、すごくいい。
表紙のカラー原稿、こうづき先生が頑張って描いてくださってる・・・とお話聞いてたんですが
それももちろんよかったです。
みなさんに、お披露目できるのが楽しみです。

明日はギャラリーめぐりのお仕事で
ひさしぶりに電車乗っての外出かな・・・。

こちらも楽しみ。
by horiehiroki | 2013-02-26 23:02 | お知らせ | Comments(0)


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◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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訂正: 八重の桜(9)→(8)でした(w
シィマセン 私を嫌いになっても八重の桜は・・ry 



今日は、カタモリさんにうまーいこと取り入る
アイドルなおっさんがけっこうな魔性だなあーって思った。

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(参考)

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そして天覧(天皇がご覧になる)「馬揃え」なるイベント、信長公以来の軍事ショーみたいなイベントがありましたが、

「お…おお…! あの陣羽織はわが衣じゃ…」

とか。カタモリとラブいこと、はなはだしき

別便で届いたラブレターにカタモリくんが
メラメラともえあがるシーンとか、「ラブいのぅー!」って
おじさん(作家、35歳)、のぼせちゃった。あてられちゃった。

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ガクガク

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ブルブル

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命をかけてお守り(ry ←まぢで目がすごい


あと八重は、与七郎のことを鉄砲の10分の1でもいいから
愛してやるべきでした。



山倉与七郎、1845年12月4日-1898年2月4日 

八重とは同い年だそうです。


「会津を思い出す時 八重さんの顔を一番最初に思い出す」

とかいうセリフと間合い、そして泣きそうな笑顔
おじさん(作家、35歳)にはクリティカルヒットで
ウウウッて涙腺が開いちゃったんですけど
与七郎、渾身の攻撃を八重さんはするりとカワしたあげく

あれはなんだったんだべか!!!

お前がなんだったんだべかよ~

学問の本より伊勢物語でもよめって話だべ?

旅立つ与七郎があはれでなりません…。
まったくなんも気付いてない八重さんを見つめる鈴木先生の
「やばい女…」ってまなざしと教育的配慮にも関わらず。

ちなみにボカした告白を不意にされたら

「えっ、何? よく聞こえなかった(考え事してて!)」

って笑顔で聞き返すのが一番なんですけども、

(告白殺しの技)

すごいなぁ。八重。なんにもしらないフリしてそんな
高等技を繰り出すとは…。
あんがい魔性かなぁっとは思った。

今回はヒロインレースに孝明さんが本格的に殴り込みで、
けっこう凄かった。




与七郎>>>>こうめい>かたもり>>>>兄

くらい?


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与七郎の桜はちりました 


☆八重はヒロインレースから脱落

てか、与七郎に嫁いだおなごは災難じゃのぅ


あと、この前、孝明さんが出御なさいますとき、
平服してるみなさんにむかって、
シーーーーーーーーーッ
シーーーーーーーーーーーーーッ
て声が聞こえたけど、あれを警蹕(けいひつ)とよびます。

前、書くのわすれちゃって。

現在でもやる、シーッの源流かな、と。
これ、江戸城でもやってて、将軍が出てくると、シーーーーーーッて
言ってました。貴人の出現の前には静まりかえってるべきという感覚、
外国人も書き留めてますが、なかなか解せないモノだったみたいです。

なお、広島の浅野家の当主いわく、
史実では、江戸城のモノモノしい雰囲気のほうが
御所よりもとげとげしかったとのことです。

あと姉小路公知さんが殺されてましたが、開明派だった彼の存在を消したいとおもった黒幕の存在…ですね。
この人は文久3年4月25日、幕府の軍艦にのって大坂湾を巡視するほど(勝さんのアドバイスで)、開明派でした。

朝廷とひとくちにいえど、帝、近衛派、三條派・・・ といろんな派閥が存在し、
それぞれが自分の正義をかけ、しのぎを削っていたのです。
単純に外国嫌いで時代遅れで、云々・・・というのは誤った認識でございます。



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◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

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百人一首 うたもゑ

藩擬人化まんが 葵学園

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by horiehiroki | 2013-02-24 23:13 | 大河ドラマ | Comments(1)

今日のドラマ「夜行観覧車」、鈴木京香演じる主婦が聖母に見えました。

どうして家族には暖かく、接せられないんだろうね。他の人にはあれだけうまく心が通い合うというのに。

そして「夜行観覧車」の原作もよみはじめました、が、こっちは湊かなえっぽい。いや、かなえサンが書いてるから、そうでないと困るんですけど。離人症っぽさというか、遠近レンズ、さかさまの世界みたいな感じが強い。

いきなり、主人公の主婦が娘を「珍獣」よばわりしてますしね・・・。

事件のトリックなんかもドラマとはずいぶん違うみたいで、これはこれで楽しめそうです。
原作は意図的に人物に血が通ってないふうにすべて、描こうとしてる(みたい)。だから読者も喫茶店にある水槽のなかの魚をみてるような感じでクールにドラマを眺められそうです。あくまで泣いたりしないですむ。今回のドラマはなんか泣かされたなぁ。体調不良だからかしらん。

何より、小説はビジュアル設定がすごいです

ラメポこと小島のBBAはデブであり、しかも家では夜、上下ともにスエットを纏っているという、ドラマではありえない設定には悶絶させられました。

ほかに宮部みゆきの「ソロモンの偽証」三部作も読みました。
これは娯楽小説、サスペンス的な何かとしてではなく
「文学」として読んでも十分以上に面白いです。

とくに学生たちによる法廷が開かれる様を描く第三部ですな。

知的な部分とそうではない中学生としての側面を描き分けて、うまいのです。

「中二病」全開な世界観、人物像をうまいことマイルドにし、「中二病ってなによ?」っていう上の世代の読者にもわかるようにしてたり。

これについては詳しくかけません! ネタバレすると何の意味もないからです。


読書といえば瀬戸内寂聴さんが久しぶりに書き下ろしした「月の輪草子」という作品も読みました。装丁が横尾忠則で豪華です、が、とっても電波なかんじです。

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ホラ、ゆんゆんきてるでしょ。電波。


でも帯はどーなんでしょう?

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えーと。
資生堂なんかが新発売した漢方エキス配合のクリームにつけるべき文言がおどっております。


すくなくとも美しいとは思えない話でした(笑


内容は「清少納言90歳」ですもんw


あとね、あとがきがあり、「書くチカラが落ちた」「書くの自体が遅くなった」…という弱音ともとれる言葉が、実に強気で、雄弁な文体で綴られておりまして、底知れぬパゥワーをかんじました(w


あ、帯のアレ、寂聴先生のことか。

で、月の輪草子の作品自体なんですけど、あとがきの内容を信じてみれば、これまでみたいに構築的な小説を描くのが(年齢的に)しんどくなってきた…というのを逆手にとった作品で、実に興味深かった。

起きたり寝たりをくりかえすだけの清少納言の回想録ですから。
「これさっきもあったよな」みたいな、多少同じことが書いてあっても(w、勢いさえあれば十分に作品の世界の一部として成立できるわけです。同じことを繰り返した、散文的なイメージ。

花山天皇の出家前の奔放すぎる女性関係、ダマされての出家、出家した身でのご乱交(で弓矢で射られそうになる)…などなど、同時代だけど普通、清少納言とはセットでは語られたりしない「栄花物語」「大鏡」なんかのおなじみの逸話も登場。突然、これらの史実が書き連ねてあったり、意図的でしょうか、結果的なものでしょうか、濃くなったり薄くなったりするモヤみたいな感じで過去が甦ってくるんです。

容貌に自信がないとかいいつつ、橘則光を振るあたり、さらには意外すぎるアノ人とまで、なし崩し的にワンナイトラブの花を(当時の中年といわれる年齢になってなお)ぽんぽん咲かせてしまうあたり、瀬戸内さん自身の反映かどーかはともかく、奔放な昭和の女流文学者の横顔を思わせるナゴンちゃんでしたとさ。


清少納言90歳、まだ誰のものでもありません。


そして・・・体調不良です


昨年の秋頃、えらく喉がいたいなあと思って、近くの病院にいったら急性なんちゃら扁桃腺炎だといわれました。

アレは何度もぶり返すからね!みたいな周囲の声も聞き、震え上がってたのです。

それから約半年。
とくになにもなく、安心してるときました。

ちょっとした来客などがあり、バタバタしてたんですけど。

喉がイガイガしはじめたわけです。

葛根湯などを飲んだけど、治らず。

ついに変な痛みが始まり…

まぁ、1年半は風邪引かないとかザラだったんですけど、どうなんですかねー。

疲れてしんどい時に早く寝なきゃいけないって時にハードに運動したのがやばかったかもしれません。

またはシンプルに加齢というやつでしょうか(苦笑

今回も同じ病院の耳鼻科にいくと、扁桃腺炎だそうです。
37度5分は出てる腫れ方っていわれたけど、結局その前もその後も熱は出ず。
熱が出にくい体質みたいですかね。
これまでの人生で酷い風邪ひくのも、全部扁桃~だったのかも。ふぇぇ。

で、自分はウィルスではなく菌にやられやすいようで
抗生物質が非常に効きます。

もらった薬を飲んだり、水を飲んだり、うがいをしまくってると喉の菌が鼻に回ったのでしょうか。

こんなの経験ないよというレベルの鼻づまりになり、窒息するかと思いました(苦笑 

これはいかんと調べた所、風邪が治りかけると鼻水の 色が変わって・・・(鼻づまりもして)とか、いいますが、アレは事実無根というか、鼻を細菌に乗っ取られて(略) なのだそうです。

鼻づまりというのは、そういうものなのだそうです。

喉はうがいしろって言われるけど、鼻はどうしたら・・・ということ、

イソジンなどをうっすら溶かした水を洗面器につくって、「鼻うがい」みたいなのをしてみました。


おいらかに死にたまひね!!! BY 雲居の雁

すると菌のみなさんはホントにその通りになったみたいで、症状はテキメンによくなったとさ。

そういう体調「絶」不良の中でも、家族の支えで、
大きな用事をこなすことができて、よかったです。

ご参考まで・・・。
by horiehiroki | 2013-02-23 02:06 | 日々 | Comments(0)

代々木の隠れ家フレンチ、グリーンスポットにて、集英社クリエイティブのMさんが、装丁などをしてくださったデザイナーのIさん、森ゆきえ先生とわたくし堀江宏樹をまねいて記念パーティをしてくださいました。

・・・というか、主宰していただいてました。2月初め、つまり葵学園発売直後に。

その後、確定申告うんぬんで、UPできてなかった・・・だけです。

さらにワインがよろしかったので、和泉式部などの魅力について語ってると(葵学園と関係なし)メインの料理を撮影し忘れるという素晴らしいことになってしまいましたので。

掲載自粛か・・・みたいな方向だったんですけど、ちょっとは作家先生の華やかな日常的なものっていうんでしょうか。世間がホッしてるであろうソレを満たすことが出来そうな話題なんで、ガンばって記事にしてみました・・・。

まず、写真が美味しく撮れてなくてごめんなさい・・・

お店の照明がとてもムーディで赤と黒を基調とした19世紀末のナイトクラブみたいな感じなんですよね。


料理もすごくコダわりがあって美味しかった。

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前菜の前菜的な。 amuse-bouche的な。ちなみに食べられないものとしてキュウリを挙げることがおおいんだけど、ちゃんとしたトコのキュウリは食べられることがわかった。むしろ美味い。


そしてお約束の宣伝。本、いますぐに買ってくださいね?



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こちらの中央上に映ってるテリーヌ的なモノは、画家のロートレックのレシピによるもので、羊肉やスパイスなどをつかって、野ウサギの肉の鮮烈さを表現してるんだって。
酒好き、グルメ好きが嵩じて、自分でも料理をしたロートレックの残した(よくもわるくもオリジナルな)レシピで、このお店は以前コースも提供していたそうです!
ロートレックのレシピも(相当アレだと聞いてたけど)料理人のセンス次第ですごく美味しくなるもんなんですねー。
画像右は、胡麻豆腐みたいな感じの味なんだけど、チーズがふくまれてるなんとか豆腐。美味いです。

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フランス料理なんかだと米は野菜として扱われるんですけど、まさにこれはそういうイメージです。
寿司的な、サラダ的な、前菜的ななにか。独特のやわらかさの酢飯とアボガド、葉野菜、魚類の味わいが絡み合います。

・・・・で、ここで、牛肉のローストがメインとして出てくるけど、前述の理由で画像はないです(w

なお、ここらへんまでで、すでにボトル1本くらい各人飲んでたので、誰も注意すらしてくれなかった(w

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これはクラムチャウダー的な何かなんです。赤い漆器で供されました。
このお店は京野菜を使った創作フレンチとして有名なのですが、京の冬の味、白味噌の味わいが仄かですが感じられ、うれしかったですね。関東ではなかなか手に入らないのが白味噌ですので。

…他にもまだまだハイセンスな料理は続きました。

このレストラン、美味しいのにお手頃なんですよね。
代々木からも道を間違えなければ近いし。
あそこは駅から放射線状に道が出てるので、正しいルートを辿らないとどんどん遠ざかる一方の恐るべきトコなんですけど。

また行きたいです!

その後は、二軒目のバーでひじょうに盛り上がって、廃人ギリギリ一歩手前の陽気さで終電にて帰るというコースでした。
ぼくはカロリーを消費しようという無駄な努力で25分ほど歩いてみようとしたのですが、よけいに酔ってきて、ちょっとお星様が見えましたとさ。
by horiehiroki | 2013-02-18 18:13 | グルメ | Comments(0)

今回は、京都守護職として容保さんおよび会津藩士は京へ。

ソメゴロウさん演じる孝明天皇から御衣(おんぞ)と、直接の御ことばをいただき、いたく感動してしまいました。

理性的に考えると「それだけ?」かもしれないけど、彼にとってはアイドルな大スターのつくったクッキーがほしくてオークションで150万円出してしまう信者の行動を考えるとすこしわかるかもしれません。

江戸時代の上流武士は現実的な仕事として、幕府への忠義を果たすことと、天皇への忠義を果たすことは矛盾しません。なぜなら後者は宗教だからです。

しかし、上流武士にとって、自分もくみこまれてる身分ピラミッドの一番上にいる存在と(なんとなくでも)感じられるのが天皇であるのにたいして(カトリック的な)、脱藩するような輩の場合は、その存在をピラミッドの中にいては感じることができません。距離がありすぎるからです。

だから、直接つながろうとして、つながってるという感覚を得ようとして、ピラミッドを破壊しそうな行動にでる。

いわば教会を通じずに神と信者が結ばれるというプロテスタント的な感じですね。

まあ、両方の信者ともに最後は神頼みってやつで根っこは同じなんですけども。

各地からあつまったあらぶる脱藩浪士と対話、事態を鎮圧しようとしたんですが、

会津武士にも、脱藩浪士がカブれておるプロテスタント系の「天皇教」にハマる人々が出てきて、
容保さんがクワッッと般若化。


→くわしくは拙著の「天皇愛」読んでちょ



同化政策は難しくても限界はない。でも弾圧は行い易くても限界があるんですけどね…。


あと、江戸時代後期の朝廷のひとびとの装束ですが、万事古風ではあるにはあるけど、女性は髪を結ってますし、束帯などは替わらないけれど、普段の風俗はずいぶんとカジュアルになっています。
お公家様のお屋敷の規模も平安時代などとは比べ、ずいぶんと小さくなってますしね。

今回出てきたあれらの束帯は清盛の使い回しであろうか。



一方、八重さんは兄様(西島秀俊)に完全にヒロインの座をうばわれておりました

今回はついに兄様(とセカンドバージン長谷川)の入浴シーンが登場…
由美かおるポジション?


参考) 森先生の藩擬人化による感想

http://yaplog.jp/moriyukie/archive/1618

NHKだからこそ男性の裸という話がございます。しれっとカメラがスポーツ選手の着替えルームとか楽屋裏に入ってて、いろいろ映ってしまうのがNHK、にほんほも協会クオリティだと。




なんのサービスなんでしようか。

この時の会話でも

兄「留守のときはウチをたのみます」
セカンドバージン長谷川「もっと相応しい人がいる」
二人「ハハハハハ


さらに


八重「お留守の際、私がこの家を守ります!」

(略)

兄様「縁談が一件もないからなあ」

兄&弟「ハハハハハ

ってソコ、笑うところでしょうかw

八重さん、さすがに般若ってましたけど

大河ドラマにおいて男性が実質的な”ヒロイン化”するという事態はすでに
篤姫のナオゴロウさん(瑛太)、龍馬伝の龍馬(福山)などあるわけですが。

1・外見的なスペックの高さ
2・慕われる何か。
3・キラキラ☆なオーラ
4・一生懸命
5・ドジッ子
6・一途さ
7・放っておけない何か
8・お生まれのおよろしさ
9・ギャップ
10・涙目がキマる(←NEW)

兄様は以上のスペックを全て満たしております。

とくに7はすごいポイント高いです。

鉄壁のメインヒロインです。

いっぽう、八重さんはどうかというと まぁ1はいちおう綾瀬はるかですから
置いておくとして、 4.5.6.8,・・・・くらい?

放置しても生きてるかんじ。

ハハハハハ

2は・・・八重さん、なんかモテるんだぞ!ってアピールが製作者側からはあったけど、

実質的には、タマテツしか好いてくれてない気がする。

タマテツもヘタレやし。モジモジしてるくらいなら、告れって感じでしたが。

てか(時々しか出てこない)タマテツにすら、ヒロイン力負けてる気がする。

この前までタマテツの名前呼び捨てにしてたしな。
あつちは「八重さぁ」ってたのに。

「八重の桜」に見られるヒロイン力について考察すると、

兄様>>>>>かたもり>>長谷川、タマテツ>ハセキョウ>>八重



という”残念”な結果がでています。
by horiehiroki | 2013-02-17 23:02 | 大河ドラマ | Comments(1)

先日は吉祥寺シアターまで。

久しぶりに舞楽とか、歌舞伎以外の演劇を見てきました。


矢内原美邦さんの作・演出・振り付けによる「静かな生活」。

演劇の本質って、いつの時代もある種の「狂気」なんだなぁーって
つくづく感じると同時に、これだけの生々しいエネルギーのほとばしりに晒されたことはないため、たまげました。

1時間15分、休憩なしの舞台に惹きつけられ、高揚感と眩暈を終始感じる結果になりました。

かんたんにいうと、すごくヤバかった、ということです(笑


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この作品、本当は、ものすごく分かりやすい台詞で、ものすごく分かりやすい内容をしゃべってるんですよ??

すべてがこの原則に貫かれてます。いや、たぶんそう。

たとえば、野田秀樹の演劇世界って最初の最初の段階で、よくわかんないじゃないですか。でもいつの間にか、分かってくる。感動しちゃう。ああいうシステムとは「静かな生活」は違うんです。

だから、「静かな生活」を見てる人間は誰しも、「ああ、この世界、わかるかもしれない」と思う…はず。

最初はね。

でもそのうち作家と役者の戦略にヤられて、「意味」がわからなくなってしまう。

自分の居場所が、立ち位置がバラバラと崩れて見えなくなってしまう感覚。

「ハウリング」がまず起きてくるんです。

たとえば・・・「夢をみない」ハズの旦那が見る「夢」の中で、不動産屋のセールスウーマンとして妻が出てくるんだけど、
そのセールスウーマンとしての妻が「わたしは生涯で一度だけ家を売らなかった」と言い出す。
舞台にはタテヨコに18個ずつ、324個の木で作られた家が敷かれてる。
「色んな家があるけど、全部おなじに見える」「けっきょく同じような家しか選ばれない」というセリフ、とくに共感というか僕の中ではハウリングしました。

ーーーー建築家に頼んだ施工主の「コダわりの家」ほど他人には売れない。

ーーーー窓が少ない分、中庭があるとか、式坪はそこそこのわりに三階建ての家で、100平米超えてるんだけど、部屋の数が二つしかない、みたいなコダわりの家はぜんぜん売れないんですよね(笑

まぁ、そういう内容的に自分の感性がハウリングしてるところに、ある一定の高さで、ある一定の強さで、ある一定の強度のセリフが「ワーワーワーワーワーワー」と。音声的にハウリングしてきます。

時にひとり、時にふたりの役者さんによって発せられる、と。

ここにもの凄く複雑な音響の世界が出てきて、またセリフがリズミカルかつ、似た内容、同じ文言を反覆しあうというカノンみたいな作りになってきて、めくるめくかんじ。
すごいんですよねー。ハウリングしてきます。

さらにものすごい異化マジックの使い手ですわ、矢内原氏は。

異化とは、見慣れたものを見慣れない「なにか」に変えること。
「なにか」は、言葉なんだけど、言葉では説明できない、異様なオーラをまとっています。
わかってるのに、理解をこえてしまうからこそ、あやしい高揚感が見てる人の中にもうまれてきます。こういう意味でもハウリング。

今回は意味の迷子みたいなことも強くかんじました。

静かな日常・・・であるべきはずのものが、単位からバラバラほどけて、崩壊していく感じ。

そんな嵐が1時間15分にわたって吹き荒れるわけですよー。

嵐といえば、役者さんが走る走る走る 叫ぶ叫ぶ叫ぶ、転がる転がる転がる(コレがふりつけ?笑)、
イキが止まるほど強烈でしたね。


参考映像:


矢内原美邦氏、キャストのお二方のインタビュー



PV

……というわけで、これらの映像を見たらなんとなく分かってもらえるとおもうんだけど、まったく「静か」どころじゃない内容で、たまげました。


公演のチラシに「これはクラシック音楽ファンにも見て欲しい舞台です」的なコピーがついてて
母上の勧めもあって見にいったんですけど。
そのコピーの真意、分かったような気がしました。

役者も達者です。

一番最初に出てくる、「目をとじなさい。」という台詞。この非常にやさしい口調は主人公の男性の母親の口調を思いだしてるからなんだけど、そういう回想の部分。
そして「大人になってからはすぐに夢も見ずに寝てしまうんだ」という現実の部分。
これらの間で、実に的確に音調がかわる。

でもそれ以降、静かな生活どころか(笑)、二人の役者さんが絶叫しつづけ、はしりまわるんだけど、たとえたら、この「ワーワーワーワーワーワー」の部分も、音楽でいえば、同じ音を強打し続けるのと同じような効果があるんですよね。いわゆる不吉な効果です。

ショパンの前奏曲に「雨だれ」って曲がありますが、あれも途中で、同じ音だけが一定して連呼されつづける。それがどんどん強くなってきて・・・ って「シーン」、「場面」がありますが、あの不吉さと同じような感覚です。

矢内原さんの他の作品を見たことがないので、なんともいえないけど、↑の動画で本人さんがおっしゃってるように「言葉がわからない」ようなことはないです。

しかし、言われてる言葉の内容が異化作用によって、どんどん「なんだかわからない」「はじめて触れる、なにか」に変わっていくので、わからないって言われるんだろうなぁって思いました。

あと役者さん自体が「誰よ、これ?」っていうふうに変わっていく。

あれ、なんなんでしょうねー。恐ろしいです・・・

今、サイトでふたりのお名前をいれて、出てきた写真の人であったことくらいはわかるけど、この舞台で見た時の彼らはどこにもいない。

川田 希さんと松永大輔さん。

この二人が、すばらしく耳のよい役者さんで、的確なチューンで的確な強さで相手のセリフや動作を受けて、台詞をしゃべりかえすんですよね。このやりとり、この作品には一番必須です。それがすごいと思いました。
すごいと思いましたね。

演劇の本質は狂気っていったけど、魔術で作られた狂気です。
魔術の使い手は脚本家ではなくて、役者なんですねー。

しかしよく体力と気力つづくなぁって思いました。
とくに松永大輔さん。喉つぶれないんでしょうか。

川田 希さんが演じる妻も、出てきた瞬間から目が座ってて、つめたーい感じでした。
この人もどこからこんなエネルギーが出てくるんだろう…って思わせられる人。
カラダが楽器と化してました。このひとのエネルギーに松永さんが応える(ハウリングする)形で劇がすすんでいくので、川田さんは今回のスピーカーみたいなものでした。

そして、カーテンコール…ってカーテンがない劇場なんだけど、拍手されてるときの二人の表情が「ヤッちまったーー・・・」っておぼづかなかったのは何でなんだろう(笑

ああいう時には、ドヤ顔で出てくる人しか記憶になかったので、これもちょっと新鮮でした。

また矢内原さんの舞台見にいきたいですね。実に興味深く、エキサイティングです。今回の舞台でも使われてた、MUJIで売ってるよな白いテーブルとイス、あらゆる公演に登場してるみたいですし。



そして武蔵野市。クラシックの方面でもマニアックなことやってますが、演劇ではさらに想像の斜め上にとんでいく、ヤバい、凄い内容のプロジェクトをやってるんだなぁと感心しましたよー。
立派です・・・。中央線上の雄ですな 
by horiehiroki | 2013-02-17 06:19 | 観劇 | Comments(0)


わたし自身が多忙でたいへんなのですが、
ウチに来た人々の検索内容のせっぱ詰まり感が
放置できるレベルではないので、分かる範囲で解決策を。

→振り込まれてないギャラ。

入金が確実であれば、売掛金あつかいにする。

たとえば、支払調書に2万円とあっても、
去年12月までに入金が19000円で
今年1月に入金されたのが1000円だとするなら、
12月31日付けとか適当な日にちでいいから、XX社に売掛金が1000円ということにしておく。
今年の帳簿で、入金があったときにXX社から、普通預金(もしくはあなたが使ってる銀行の種目で)、1000円とする。

まぁ、こういう手合いのマジメすぎる帳簿の付け方する会社って1社しか僕は知りませんが。


永遠に、入金がされないと判断されるのであれば、貸し倒れとして処理。(参考)http://m-words.jp/w/E8B2B8E38197E58092E3828C.html

損失になるから、たぶん所得を小さくできます。



対策としては、潰れそうなトコとは仕事をしないにかぎる。



→支払調書がこない。

これは大迷惑ですよね。

年額でン万以下のギャラしか払わない相手には、支払調書を送らないという独自ルールの会社多数なんです。それを編集者が最初に説明するべきなんだけど、絶対にしてくれないんだよねー。

くりかえしますが、作家にはもの凄く迷惑だけど。

出版社の経理に連絡。それで作成送ってくる場合もあれば、送らないっていうのを押し通す会社であれば、

昨年の振り込み通知書を使う。振り込み通知書は面倒でも来る度、一つの封筒などに保管しておくべき。


→貸借対照表の書き方


自分もこれ、思いました。
帳簿のつけかたもわかんないし、なんとかテキトーにしあげられない?って。
知ってる人にその旨きいたら、貸し方の数字と借り方の数字が1月1日・・・とかなんとか、ワケのわからない日本語で返されて、よけいに混乱。

結論からいうと、帳簿付けをキッチリすること。

その後、はじめて出てくるのがコレです。

素人には、会計ソフトがなければ作れません。

国税庁のサイトでも、会計ソフトがはじき出した数字を転載するしかできなくなってます。

そして、仕上がった貸借対照表がなんかおかしくても、帳簿の時点からでないと直せもしない。
その数字をいじるのも理屈がわかってない素人には無理・・・というおそるべき代物です。

今の時点で、コレをいってるのなら、今年の青色申告(65万控除)は、あきらめたほうが吉。
そしたら貸借表ナシでOK.

ただし、貸借対照表なくても、青色申告にしてるだけで、10万円控除はうけられます。
青色申告の登録が済んでれば、の話ですが。

まー…各種控除の中でも、青色申告で貸借対照表アリの場合、控除額は65万円と飛び抜けて高いですよね。

ン千万程度の家なら、それを買って、かなりメンドクサイ手続きを終えた所で(住宅取得控除ってヤツ)、及びもしない額の控除。

つまり、それだけ、難しいということですわ。


来年からそれを念頭に置いて、毎月、しっかりがんばりましょう。

ぼくは住宅取得控除のめんどくささにイキが止まりそうでしたw
またそのうち書きます。
by horiehiroki | 2013-02-16 00:08 | 確定申告 | Comments(0)

テレビドラマとわたし

あれから、「とんび」、「ビブリア」、「最高の離婚」そして「夜行観覧車」などを続けて見てます。見てるっても完全にテレビの前で(精神的な意味で)正座して見てる瞬間は……そうですね。

最高の離婚で、女子連が涙と叫びのモノローグをやってるトコくらい
ですけどね(笑

「ビブリア」は、何気におもしろいです。完全に趣味ですが。

サブカル好き。ディテールに凝った大道具好き。・・・のフジの伝統が良い意味で発揮できてるかと。

そもそもちょっとカワイイくらいしか取り柄のない「フツーの女の子」の好いた惚れたがメイン内容。その背景で、いかにリアルに憧れの世界(例、マスコミ、アパレル)を華麗に描き、スポンサーの商品を買わせられるか!! を追求してきた月9枠とは思えない、小ネタ重視の突っ走り方です。

再現ドラマかっていうくらい、カメラが設置されてゴーリキー嬢をしこたま色んな角度から捉え

「あなたは、時計じかけのオレンジという本を最後まで・・・・・よんではいませんね?(ドヤ顔)」
みたいな独特のタメが(笑)、バラエティ番組みたいな、妙に心地良い(?)くどいリズムをつくります

あれ、昔の撮影でやらされましたが、同じコト何回もしゃべらされるとホント、テンション堕ちるんですよね。

ま、月9の現場では一度に色んなカメラで撮ってるんでしょうけど。

それにしても、時計じかけのオレンジって、完全版が出るまでは、「出版社の圧力に屈しました」版しか出てなかったとは・・・。

札束で顔を叩かれちゃって本能的にスピード土下座しちゃった版とも言って良いけど。

・・・・みたいな発見があってわりと我が家では良き「ご飯タイムの友」になっています。


「とんび」は、ちょっと視聴率が下がったけど、……ま、ぁ展開が完全に見えてますからね……。
でもいい話だとぼくは思うんですけどね。
完全に想定外だったのは、佐藤健、まさかの中学生(しかも野球部)…!!! てやつでした。

かなり衝撃的でしたね。


「夜行観覧車」は、中学生の娘さんのあらぶり方が激しすぎて。

ほんとあのお宅のお嬢様、お元気ですよねぇ。元気元気。オラにその元気、ちょっくら分けてくれ!

って頼みたかったです(確定申告が地獄)

ってか・・・あーんーなに声のひびく一軒家ってありうるんですかね(笑

天下のひばりヶ丘でしょ? じつは外壁だけのハリボテみたいな安普請の家ばっかなんでしょうか(w

元気すぎるお嬢さんのお宅と、殺されたヒロユキさんのお宅は最低でも6メートルはある道路を挟んでる。

しかも窓は両家とも、最新式の二重サッシとおぼしい。

・・・・なのに、あの「筒抜け」ぷり。

科学の法則を超えてます。警察、はやく呼ぶべきでした。


あの理屈やったら、ヒロユキさんがティッシュ抜いたり、石田ゆり子ママが電気消す音まで聞こえちゃう安アパートと同じレベルですw。

てか「とんび」の家のクオリティやろ、あれ!!



うちの近所、23時過ぎたころでも、前を通ったらクラリネットの音色(本来、ものすごくでかいですよ、アレの音)がするんだけど、あんなの、家の中にいたら窓を開けてる時期でも聞こえないし・・・。

そして、スーパーでパートする主婦をなんと心得てるんだろうか(笑

別にいいじゃんw 

しかし、マークンの帰りを待つ小島のBBA(ババア)。マークンもご主人もみんな、「ラメポ」なBBAの妄想かとおもってたんですが・・・そう、小泉孝太郎は写真の出演ってやつだとおもってたんですけど、まさかまさかの小泉孝太郎ご降臨とは参ったなぁ。


「最高の離婚」は、クズ男のレベルの高さ(つまり最低の男っていうこと)で当家では話題になりました。

しかし、見続けてると、致死レベルのクズ男とダメ女による、まるでマムシの絡み合いみたいな内容であることが分かってきました。

このドラマ、前半部が「お笑い」で、後半10時40分過ぎから、ダメ女による涙のモノローグがえんえんと続いて終わる、という不穏な様式美が確立されておりまして。

それらがまた「わたしには指さえ触れないのにヨソで女抱いて、その女に覆い被さるお前の腰の動きまで想像して(略)」と、また致死レベルにトラウマティックな内容でして、脚本家氏が歩んできた道ってどんだけ茨道なんやろーか、と思わせるルサンチマンに満ち満ちており、目(耳)がぜったいに離せませんネー

思うんだけど、この作品は真木よう子さんの女優としての代表作になると。
もちろん彼女はこれまで意欲的な役をこなしてきました。
で、けっこう体当たり的な、もっというと、汚れ役も好んでチャレンジしてきたのが
真木さんだと思うんです。

(生田斗真版)『源氏物語』で、桐壺や藤壺を演じ、「淫らなおんなめ~~~~」なんてマユ毛なき室井滋(弘徽殿女御)にディスられ、首まで締められてたけど。

とにかくチャレンジャボーな役をやってきたんです。彼女は。

でも、いまいち・・・不完全燃焼な気がしてきてた。
撮る側に真木さんという美人に対してのためらいがあるんでしょうかね。

それが今回はどうでしょう?

ただし、綾野剛さん演じるあの男は、やめたほうがいいと思います。

「ダメンズ好き」なんでしょうけどね。

恋してはいけない相手は何タイプかいるけど、相手を受け入れられない男。恋愛ができない男は絶対に止めたほうがいい。


いるんですよ。セックスはしても恋愛できない男って。

あれではいくら結婚しようがなんだろうが、ダメだとおもいます。

というか、綾野剛さん演じる男も憐れですけどね。

女は彼のこと、「あなたは私を通り過ぎていく男」という。

でも、それって女に通り過ぎられてるのは男なんです。

さらに、「あなたと付き合ってる女はみんな知ってる。あなたは幸せになんかなれない人だって」

とまで言われてるんですよ??

要するに、こんなフワフワした浮気男が好きな自分が情けないから、相手のこともバカにしてみる。こんなバカすきな私もバカだよねー・・・という。

ものすごい負の念のスパイラルです!

・・・とか細部細部にいたるまで、わりと高濃度のイヤ汁で満ちてて、KEEP OUT!な内容なのがぼくは大好きなんですけどね。
by horiehiroki | 2013-02-13 01:49 | テレビ | Comments(0)


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◇◇◇堀江宏樹の新刊もよろしくおねがいしまーす◇◇◇

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百人一首 うたもゑ

(日本じゃ)世界三大美人なんていわれてる小野小町。でもずっとモテる、恋をし続けるということは、あるいみ「たったひとりの誰か」に出逢えてないってことなんです。平安時代、百人一首に収められた歌人たちの歌をベースに展開する、絵空事ではないリアルにして美麗な恋愛絵巻まんがですー。

藩擬人化まんが 葵学園


大河ドラマでもそうですけど、江戸時代はなぜ「ああいう社会」なのか? なんで現在でも県民性は「ああいう風」に存在してるのか? …みたいなことが漫画+文でザックリと理解できます☆

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先週の八重の桜は大変なことになっとりましたなぁ。

それまではわりと呑気にやってきた八重の周辺もかわりつつあります。

結婚する女性が出てきても、夫が京で命を捨てに行く覚悟だから、同行する妻もそれに従う・・・なんて。

それはともかく、ドラマのコアは、家訓(かきん)を他藩の人間(越前の春嶽)につかわれ、ゆすられる容保さんでしたね(苦笑

そもそも、幕府を粗略にするようなやつはわが子孫ではない、なんて保科正之さんは家訓の中で発言してるわけですが。


これを真正面から受け止め(すぎ)た容保さんは、文字通り「会津を滅ぼす道」をあゆみはじます

※保科正之の子孫が、なぜ松平という姓名になってるかですけど。

保科正之自身は松平の姓名を名乗ることを幕府から勧められても、それを畏れ多いと断りつづけました。

ホントは大老になったりして中央政界で権勢をふるってるわけですが、こういうところの処し方が誰よりもうまい人だったと思います。さすが苦労人クオリティ。


・・・・ということで、正之の子(第六男、三代目藩主)の時代から、松平の姓と、葵の紋の使用を始めたんだそうですよ。

若殿を止めようとする、西郷(西田敏行)らの芝居よかったですね。

ああいう「殿ーーーッッ」的なサムシングこそ大河ドラマには必要なんだとおもうわけですが。最近、松陰先生の死にせよ、どうも事実・史実を表面からなでていってるような、わりとライトすぎる表現が目立ってたので。


なお、江戸時代の臣下は殿のいいなりではありませんでした。殿が”ダメ”であれば、押込(おしごめ)と称して座敷牢に放り込むことだって出来たんです。・・・が、それをしてない。会津のひとはみな、マジメなんですねぇ・・・涙





それにしても容保さん配下の会津藩・・・・ 

貧乏くじを率先してひきまくってます。

すでに、ドラマでも触れられましたが、異国船の来週にそなえ、品川の警備だのなんだの、幕府の頼みを藩費をけずってまでやってきたうえに、(新設の)京都守護職ときたわけです。


で、京都所司代 と京都守護職はどう違うのかというと、所司代もいちおう「治安維持」を目的としてますが、基本的には朝廷の意向を幕府に伝えるための窓口的なモノになっていきました。



・・・というか、歴代の所司代の人々を見てると、最初のころは板倉家の面々。後には阿部、水野、酒井家など、名門譜代大名家出身のひとびとの名前が見られます。
彼らはホントに禄高としては小さい(数万石~ 程度)ので、会津(約23万石)のように大きな軍備を持てる経済的余裕は「もっとない」のです。

それなら、彦根藩(約35万石)を登用すればいいのに・・・ とおもうかもですね。
彦根藩は徳川の斬り込み隊長ですから。

でも、ドラマにも出てきたように、大老・井伊直弼を元・水戸藩士たちの襲撃でうしなったあげく
「そういう事件を引き起こしたのは不届きである」なんて裁定がくだり、10万石もサラリーをヘラされてしまってたんですねー。すごいカットだと思います。

そういう怨み辛みがあり、彦根の井伊家は幕府をそのうち裏切りますので、見ててください(苦笑

また、そういう経緯で、会津にやっぱりお鉢が回ってきた、という。

新設というのがまたミソで、何を、どれだけの犠牲をはらってやらされるか、わかったもんではない・・・という怖さがありました。

薩摩などが適任というハナシがあったでしょうが、しょせんは幕府に恨みをいだいてる外様大名(というイメージ・・というか真実ですが)。


財力・実行力はともかく、250年近く、幕政にまったく入り込ませていなかった外様大名である、彼らに今さらまかせるわけにはいかないという考えはあったでしょうが。

薩摩なり長州なり、この二つがどうやら凄いチカラを確実にもちはじめてるということを知ったとき、徳川勢が感じた気味の悪さはハンパではなかったでしょうね。

しかし困った時の会津だのみってのも・・・。

この頃の幕府って人事がヘタクソだなぁって思われてなりませぬ。

しかし、しかし、それを押し付けられまくる容保も容保。

容保さん演じる、綾野剛さんが、「最高の離婚」で演じてる
チャラすぎる男と足して二で割ったくらいがちょうどいい気がします・・・

幕府の忠犬・誠実キャラで、「藩祖」保科正之さんは
いろいろトクすることもおおかったんじゃーないかとおもうんです、が。

幕府の中で日陰道をあゆまされてきた、越前の春嶽とか、水戸のヨシノブとか、そういう野望を抱く人にたきつけられ、容保という「子孫」は日陰どころか滅亡の道を歩まされるわけで・・・。

ちなみにこの前からすこし勉強しましたが、八重の兄の覚馬は明治維新後、「空っぽ」になってしまった京の町を立て直していったそうですね。現在の京都の恩人なわけだ。
by horiehiroki | 2013-02-12 03:31 | 大河ドラマ | Comments(0)