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昭和はとおくなりにけり

この前のアンアンを読んでいると













あまりのシビアな結果に呻ってしまいました。



本文にこういう調査が紹介されてるのですが



 明治安田生活福祉研究所調査(2010年)によると、



未婚男性の平均収入が

25-29歳の平均年収277万。

30-35歳・345万。

35-39歳・348万。

「ネット調査なので、少し高めに出てる」。
サバ読むだけでなく、本当に年収が低いと自覚しているひとは

こういう数字の調査はサバよむどころか「受けたがらない」のだそうです。

なお、80年代より200万も低いそうだ。



さらに30代男性の平均年収が、

前半後半問わず、まったくあがってないことに注目。

30代前半の所得水準のまま、40代まで突入してしまう人が

二人に一人というこのありさま。

30代ってほんとはまだ残る「若さ」と物質的な豊かさを

じょじょに手に入れられてることを実感できる

ゴールデンエイジであったはずが。



完全に昭和時代と日本は違う国になりましたね。



そりゃ、日本史の読み直しをした僕の本を買ってくれるワケだ(w

歴史に対する眼差しが変わってきたのも、こういう背景があるからかも。

 欧米的に「中流男性の没落と女性の社会進出」は

背中合わせに進んだ現象とのことですが、

それと同時に過去すら変わろうとしている。



多かれ少なかれ、われわれがイメイジする

「伝統的な史観」って、昭和時代の人の感性によって

創り上げられたモノですしね。年号、数字、各種データは

確かに不変ですが

その受け止め方は絶対に変わってくる。



 現在が変われば、過去も変わる。

昔、僕が呼んでいた哲学書のフレーズですが。



なお、独身女性の旦那様に希望する年収は600万以上が平均らしいが、

そんな男性たるや、上位5%。



日本史的にいったら、これって

中流以上の武士の奥さんになるのと

同じくらいの難しさですよ(謎) ←戦国武将の有能な部下の部下・・・の部下くらい?

い、いや・・・そういうとプレミアム感がまったくないけど・・・汗



1000万円以上の場合、もはや戦国武将あるいはその有能な部下の

奥方になるのと同じくらいの難しさでございます!

天下ワケ目、女の関ヶ原でございます!!



  

女性が「1000万以上の男性と結婚したい! というのは、

若い男子がビッグなミュージシャンになるのと同じくらいの夢物語」だそうです。



書くなぁアンアン。

 

そんな現在、結婚しやすいのは「ほれっぽい人」みたい。

これは僕の推測です。

そういうこまでは書いてないけど、

お見合い相談所(成婚率は全体の1割)で結婚できる男女は

「ほれっぽいから、お互いの条件が合ってなくても結婚しちゃう」

のだそうです。

 

昔、多くの女性にとって結婚といえば

「辛いことも多いけど、三食昼寝つき」的な専業主婦も

いまや、中流社会全盛期の「昭和の幻想」。



たぶん「昭和」は、黄金期、つまり

第2の延喜天暦の治として語り継がれていくんでしょうな・・・





今じゃ結婚してもお互いのコミュニケーション力で、

関係を続けられるかが決まってくるし、

稼げる独身女性にとっては、結婚するうま味が感じられない

いや、稼げる独身女性自体も男性と同じで少ないんですね。  

だから年収200万同士でも結婚すれば

「マイホーム、お受験、マイカー」の三つは無理だけど、そのうち1つなら!って

書いてある。



ーーーこうなれば、出生率はどんどん下がる傾向だと思う。

 

しかし、リアルでシビアな結果に縛られすぎるのは、

不幸せの集団感染って感じもいたします。

「不幸せは不幸せな人から伝染する」って言葉をむかし、

とあるリッチなマダムから頂きました。

彼女はそういう人の気配を感じるだけで、悪いけど、逃げ出すんだそうです。

ブラックジョークだと思って聞いてたけど、

自分でよくない状態に陥ってても

回りにそういう人ばかりだと、どこか安心して、

改善しなくなってくのだろう、というようなことを今、思います。



by horiehiroki | 2010-11-05 22:54 | 読書