貸借対照表を印刷(作家・フリーライターの確定申告)
2011年 01月 06日それを弥生で作成する方法についてお話しましょう。
前回ホンネいっちゃったけど、めんどくさくても12月31日まで
データ全部入力して、あとは決算ボタンおしたら
全部が自動的に出てきてくれる! って思ってたら
全然でてこないでやんの!
しかも調べても全然わかんない。どこにも情報出てこない。
死 ぬ か と お も い ま し た
すこぶる分かりにくかったです。
来年、絶対忘れてるので自分のためにも記しておくのです
これまでの入力は「取引」タブの中でおこなわれてきました。
12月31日までの入力が終わったら、あとは「決算・申告」タブの中の
「決算書作成」を押せば自動的にって思ってたらまったくそういうことは
ありませんでした(苦笑
ここでも色々設定してください
順序は ↓ のように行います。
(1) とうぜんですが、決算・申告タブを選びましょう
(2) 按分ボタンをおします
次に出てくる場面はこちら ↓
しかし、デフォルトでは、開いても真っ白の画面です・・・(もっとしんせつにして)!
ブルーになってる部分は、候補の中から、自分で経費を選ばないといけません。
選んだ結果が↑の画像です
今回は、水道光熱費を例として、事業割合100パーセント、家事割合ゼロパーセント
ってことにしてみました。
よく言われますが、地代家賃と同じパーセンテージにすると信頼度が高いそうです
自宅を事務所がわりにしてる場合、各経費100パーセントで計上すると、怒られます
自宅の他にマンションを仕事のための事務所として借りてる人は100パーセントで構いません
不動産所得などがないひとは、この部分はこれで終りです
(3)さらに次に大事な設定をします。
↓の画像で画面上部の「決算・申告」タブ→青色申告(一般用)→決算書設定
すると見える画面がこちら 専従業者(同居の親族であなたの仕事を手伝ってくれてる人)
がいる場合は、ここで設定しておいてください。専従業者のギャラは全額控除対象になります。
しかし、そのためには税務署に書類を提出せねばいけません。
専従業者がいない OR 専従業者の入力が終了したら、
次は地代家賃がらみの設定です。
「必要経費参入額」に、12ヶ月分の地代家賃の経費総額を
かき入れます。この時、1年の地代家賃(経費)として計上した
額をかき入れてください。賃借は毎月の額ですかね。
あとは適当に書いてください。
1-3の設定が終わったら、よーやく「決算書作成」ができます。
過去のバージョンを使ってる場合、それで今年度も作成してもいいか?
ってきかれるので「はい」を選択。だってそれしか選択肢ないし(w
次にするのは「印刷」を選ぶこと。
すると↓みたいな画面がよーやくでてきて、
お待ちかねの貸借対照表がお目見え・・・ということでした。
この時までに、(3)で説明した、地代家賃その他の設定をしてないと
「数字が一致しません」「それでも印刷するの?」的な
嫌がらせみたいな
で、完璧にできた!って思ってても、絶対にヘンな部分が見つかりますから
それを必死こいて修正するのも結構な時間がかかります。
また、これら4つの書類については、なるべく4枚とも印刷するのを
オススメします。
お互いを見比べて、何かヘンなトコはないか、
を見比べてください。4枚あると誤記した部分、いっそう見つけやすいです
さて、これらの聞き慣れない名前の書類について
所感を書いておくと・・・
・損益計算書・・・ 売り上げ収入(雑収入ふくむ)から、
年間通じての各種経費をマイナスしてる感じ
ソフトが○○○費として経費登録したとおりに
総額を出してくれます。
これは弥生使っててよかったと思わせられる瞬間!
売り上げから各種経費総額をてマイナスして、出てきたのが差引金額。
これから青色申告特別控除額・65万をさらに引いて、「所得金額」が出されます。
・貸借対照表・・・ 全く日本語的に意味不明な名前の表ですが
1/1月1日と12月31日の現金額をそれぞれ
2/1月1日と12月31日の預金額をそれぞれ
3/事業主貸(1年でいくら事業用口座などから、お金を抜き出したか)
4/事業主借(≒今年の国税還付金の額)
5/損益計算書に書いてあった「青色申告特別控除前の所得金額」=
差引金額について・・・などなどが書かれてありました。
※元入金=1月1日時点での預金口座の総額
えらいシンプルです・・・
コレを作るために死ぬ思いで色々とやってきたのか・・・と
一瞬むなしくなります(苦笑
でもこれは適当に自分の手では絶対に作れないですね・・・
色んな要素が絡み合ってるので。
色んな項目が貸借対照表にはありましたが、
作家が使うのは↑の項目位だけみたいです。
・「売り上げ及び仕入れ金額」
毎月の売り上げ、雑収入(これは一括で記載)について書いてあります。
専従業者給与、青色申告特別控除についても書いてあります。
ーーーなお、経費の総額とかを見るだけでも入力が
失敗してると分かってしまう場合は(※一番最初に印刷したとき、僕もそうでした)
面倒でも逐一、入力状況をしらべましょう!
弥生様に全部まかせたほうが、ぜったいラクです・・・
これらの「損益計算書」「貸借対照表」「売り上げ及び仕入れ金額」、
素人が適当につくれるもんぢゃありませんぜ!
なお、おまけの(4)の「 所得税の確定申告書B」についてですが・・・
ボタンいくら押しても半透明のままで反応しないので、必死で対策を探しましたが・・・
結論からいって作れませんでした
バージョンが最新ではない、弥生申告を
使ってる場合は、弥生で作成不可能です
もっともっともっと
分かりやすく書いておいてよ・・・
探してた時間返してくれ
でもこれは、手書きで簡単なんで、よかったですね。
弥生で作成したい場合は、アップデートしないといけないそうですが、
それには新たにまた1マン円ほどかかるらしいので
自分は確定申告書Bについては手書きでいいやーと
思いました。