お江与通信(7)~大河ドラマ「江」

今週のお江与ドラマは、ついに柴田パパが悪いサルにむかって

立ち上がり、出陣を決める・・・!というドラマティックな内容でした。

そして、これぞ戦国ファミリードラマというべき優れた仕上がりだった

ように思います。

初回以上のクオリティの高さだったと思いますが、いかがでしょうか。

まったくこのドラマを見てない人は

「鬼柴田の行動を左右させるなんて何様なの、あの小娘三人」とか

思ったみたいですけど(笑、まぁ、まぁ。





今回のポイントは、サルとの決戦を覚悟した

柴田パパが父親の顔を捨て、

鬼の武将として戦国に旅立つまで。

そして彼を最初引き留めようとし、しかし

彼の真意を理解し、旅立たせてやろうと

考えるようになる家族たちの姿が描かれたところです。

「なぜ、人は戦をするか」という

根本的な命題がちらつく展開でした。

「江」では「人」ではなく、

「男は戦をしたがるか」ということに変えられていましたが。

ただ、健やかに生き残ることより、名誉のうちに死ぬことこそ

武将という生き物は望んでいるのかもしれない、というような

描き方です。



実際の戦国時代では、基本的に

そのような大義名分の戦のほうがすくなく、

生きるため、喰うために、戦をよくしていました。

そんなに華麗なる騎士道的な時代ではないのですよ!



たとえるならば・・・

小X館が集英Xに押し入り、

まだ単行本化されてない

ワンピーXの原稿を盗んだり、

金庫からカネを盗んだりするのと

同じことだったんです。



若干、違う?(w



まぁ、それはともかく。



女性を盗むのも、みなさんが想像するような目的より

人質として(その女性の家族)売るため、だったんです。



話がずれましたけど、はじめて父と認識した柴田勝家を

戦に送りたくない江は悩みます。

一方、年上の姉たち(茶々と初)は、母・お市の方の苦悩と

「愛するがゆえに、彼を行かせてやろう」という思いやりをくんで、

江を説得する側にまわってました。

今日は特に宮沢りえ演じる茶々が美しかった。冬の越前ということで

ダウンベストみたいな感じで毛皮を着てる人もいれば、

茶々や初のようにコートのようにもう一枚着物を着てる人もいましたが

(母・お市とおなじく)紫系統の色がよく似合う、

彼女の気高い美しさに打たれましたです。





つまり今回のみどころはみんなが

もう、柴田パパにはあえないかもしれない。

でも柴田パパが望むのであれば、彼を笑顔で送り出して

あげなければならないと悲しみをこらえつつ



ご武運を・・・! 



というシーンでした。



この時、江が手作りの柴田パパを刺繍した袋を

徹夜でつくって持ってきたり・・・「江」らしい「江」にしかできない

盛り上がり方をいたしましたですね。こういうのを待ってたわけです(w



お市ママの柴田パパへの

「わたくしはあなたを好いております」

の告白もふくめ、グググッと胸にきて、

泣かされてしましたですがな!



来週は柴田パパ、そしてお市ママとの「わかれ」が

描かれます。

「みなしご」となり、敵である秀吉の保護化に置かれることになる

江たち三姉妹の運命やいかに・・・

「江」、ようやく本来の意味でもりあがってきましたね!







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by horiehiroki | 2011-03-06 23:56 | 大河ドラマ