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浪華の翔風   なにわのかぜ

築山桂先生の13年前のデビュー作

「浪華の翔風(なにわのかぜ)」
が文庫になって

リニューアル発売されます!

書店に並ぶのは5月6日とのこと。

以前、解説などを書かせていただいたよしみで

ご本が出版社から堀江の元に送られてきた次第です



画像は…まだネットでは公開されてないので

写メを掲載するのは自粛しておきますが、

小村雪岱の作品をどこか彷彿とさせる

面長美女が夕焼け空を背に書かれてて、粋なかんじ。





築山先生の小説のすごさというのは

史実を的確にくみこみつつ

テンポよく流れていく文章で、ぐいぐいと

ストーリーテリングしていくところだと

おもいますよ



デビュー作からその傾向が伺えるんです



今回の冒頭は大塩平八郎(後に乱を起こしますよね)という

カタブツな上司を持つある、おサムライが

お役御免になる、まで。



そのわずか冒頭8ページで、

人物3人を中心とした心理描写、キャラ描写、史実描写

その他もろもろをくみこんでスピーディーにまとめてます。





ここの部分だけを読んでも、他の時代小説の

「まだるっこさ」とかとは違う何かを

感じてもらえるはずですねー。

「浪華疾風伝あかね 」の時も、そう思いました。



しかも、実際の主人公はおサムライではなく

美しき少女。しかも密偵・あや(19さい)でございます



今回の「浪華の翔風」はポプラの「ピュアフル文庫」として書き下ろしされた

のではなく、一般小説ファンのために書かれたものです。

でも色んな方に楽しんでもらえるのではないかな、と思います!



明日からの外出タイムのよきお供を授かりました!








by horiehiroki | 2011-04-28 00:03 | 読書