お江与通信(34)~大河ドラマ「江」
2011年 10月 03日秀忠くんの執拗な「温泉クン」。←プロデューサーのテコ入れによる肌色補完計画?!
そして
「付くべきところに付くべきものが! ついて! おりましたぁああッッッ」的な・・・。
はしためシャウトが、はしたないという。
ーーーますます着地点が見えない回でした(w
放送終了まであと2ヶ月もないんですよね。
どうやって終息させるんでしょう。
えーと今回のあらすじをまとめると・・・・・・
秀忠さんが征夷大将軍を父親から継ぐことになり
それにまつわる波風が起きたり、
秀忠さんが運命を受け入れ、大きな男になってきたっぽいのを
「あなたさまが年上になったような気がします」tp
お江与ちゃんが表現し、
二人の絆が深まったり…と
わりかしドラマティックなことが
起きてたんですが、全体でいうと
妙にまったりした印象でしたねー。
それもこれも秀忠さんの入浴シーンが10分くらい
あったからでしょうか(w
温泉クン IN 熱海 w
そもそも、いきなりお江ちゃんの出産シーンではじまる(というか「またか・・・」と思ってしまうw)んですが、
今回は男児出産!!!! 家光くんの誕生です!!
千姫の輿入れがおわり、伏見から江戸に戻ってきた
お江与が家光を妊娠したともされます、が、
ぶっちゃけ「十月十日に満たずも平産」なる黒い噂が
当時、立っていたんですよねー。
じっさい、お江ちゃんが伏見からいつ江戸に戻ったかは
注意深くデータが消されているし、そもそも
家光の誕生日自体が、お江ちゃんの意思で、祈祷をする僧侶から問われてもお答えできませんというような対応をされてたり。
このあたりを福田 千鶴さんは
「江の生涯―徳川将軍家御台所の役割 (中公新書)
の中で、色々と考察なさっておられます。
福田さんは、家光は(その後の確執もふくめ)お江ちゃんの実子ではなかったと考えておられます。
逆に、そういう過剰なまでの意識の仕方自体が、お江ちゃんの実子だったゆえではないかとぼくは考えてますがね・・・。くわしくは26日発売の「日本史スキャンダル」新書よんでください(どさくさに紛れて宣伝)
出産直後でも現在の生活では
妊娠しうるんですよ。でもそれは多くのタンパク質を摂ったり
栄養価の高い生活をしてるからで、当時は…どうなんでしょう。
と思うところはあります。
くわしくは26日発売の「日本史スキャンダル」新書よんでください(どさくさに紛れて宣伝 その2)
しかし、そういうことは今回の大河では華麗にスルゥー。
「付くべきものが付くべきところに、付いておりましたッッッ!」
の大音声が耳について、えらく場末になってしまいました(w
それにしてもですね、
春日局のキャラの作り方というか、
描き方はちょい疑問のこるなぁ……。
富田靖子さんは熱演でしたが。
いつもながらスイマセン(w
あと淀さんも・・・。今さら「徳川殿は信じません!!」とかいわれても・・・。大野治長がアホっぽいのが、史実っぽかったですが
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