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蝶々さん~最後の武士の娘~

「蝶々さん~最後の武士の娘~」が泣かせます!

当初、まんま篤姫やん・・ってビジュアルおよび
キャストの連発におののき気味でしたが、
市川森一さんの脚本はやっぱ押さえるところは
押さえていて、なおかつ乙女の青春を描いた
さわやかさもあって、気がついたら、
多いにハマってました。

さりげなく、最初から蝶々さんが
「武士道は死ぬことと見つけたり!!」
っていって、のど元に刃の切っ先をあてる
(じゃっかん味付けの濃すぎる)
シーンがありましたけど、
死にざまが人生の定義になるという。

武家の女のたしなみとして
自害の方法を教わってたり
なにかと第二回につながる
不穏さがありましたね。

蝶々さんは養女にいったつもりが
実は売り飛ばされてたとか
お嬢様になったと思ったら、いつのまにか
ごくごく自然ななりゆきで下女扱いになってるとか、
どうやっても転落していく運命にあるんですが、
それでも懸命に生きていて、
すがすがしいのであります。

誰かに愛され、そして生かされて
人は生きてるのだなぁって
当たり前のことに気づかされる。

長崎情緒もイイですね。

明日は第二回(にして最終回)なので
ぜひご覧になってください
by horiehiroki | 2011-11-25 22:34 | テレビ