軍師官兵衛1

たまげました。

めっちゃローカルやな(w 

サイト初めてみましたけど、企画意図がこれ。


“人は殺すよりも使え”――

黒田官兵衛は、戦国乱世にあって一風変わった男だった。

生涯五十幾度の合戦で一度も負けを知らなかった戦の天才だが、刀・槍や鉄砲ではなく、智力で敵を下す、それが官兵衛の真骨頂。

(略)

播州姫路に生まれた地方豪族の家老は
いつしか、天下一の軍師へと変貌する。
それは、乱れた世を正すために、
時代がこの男を必要としたからかもしれない―。


99%、姫路の話やんw
それはよくわかりました。
はい。

でもね、ローカルっていえば、八重もローカル中のローカルでしたけども、いきなりゲティスバーグの戦い(アメリカ南北戦争)の描写ではじまりました。志は高かったとおもうんです。

日本の地方の一侍の家の子に、その戦いで使われた銃が伝わり・・・っていうイントロダクション。「鎖国」はしていても、日本も世界史のウズに遅かれ早かれ、これから巻き込まれていくのだ・・・・みたいな。そこまでドラマのお話は展開しえなかったですけども。

今回のはあまりにローカルはローカル、地味なお話なので、ちょっと見映えしない第一回だったかなー。
第二回に数字つなげるかなーー・・・と不安です。

地味といえば、藤村志保のフガフガした滑舌のわるいナレーション・・・
あの方、もっとハキハキとおしゃべりになりますよね。ふだん。
かなりまえだけど、今川義元さんのお母さんをハキハキと演じてらっしゃいました。

戦国を生き抜いた老女が江戸になっておはなししている・・・というようなイメージかもしれないけど、実年齢以上に老け込んだ声を作って喋ってるような。

なんかねぇ、全体的に水墨画みたいな感じなんですよ。時代的には間違ってないけど。

伏線をあえてほとんど張らないつくりは、わかりやすさをおもんじたものかもしれません。
でも結局、無名どころがやってても・・・ね。
無理矢理、織田信長の話も入れ込まれてる感じがしました。

有名所があまりにないんですよね。たとえば一番の有名巨大勢力が、赤松氏。
あと誰ひとりキャラが立ってない。
悪いヒトも悪いっていうより足りてないだけで、「いい人」しかいない。
サラリーマンとして武将を描こうというのは分かるんだけど、
「高貴な人」成分がない。主君が会社の部長か課長のレベルでしか扱われない。

まぁ、これは次回以降はなにかしら、改善されると思うけど。


このため身分差とか対立構造も明確でなく、・・・・どないなんー? (たとえば分かりにくいと定評のあった「清盛」も、最初の頃は、ものすごくしつこいまでに対立する身分、利害関係について御話してましたけども)。

桶狭間の衝撃は、今川義元は軍勢をいっぱいもってるのに、そこに数少ない騎馬武者と共に信長が(ry)という量の話だけではなく、由緒ただしい今川家に、織田家という新興階級がボロ勝ちに勝利してしまったということへの驚きでもあるんです。

そういうこういうで、戦国の人間の感情のツボを押さえられてるの?

みたいなことをおもいましたな

あらゆるところで社会を構成してた「差違」が見えてこないんすわ。たとえばね、

>赤松政秀(団時朗)のもとを訪れる。

ってあたりです。
団時朗。しぶいーw

それはともかくね、

赤松家はこの頃にはすでに衰亡してたとされますが、血統は名門です。

>守護大名(しゅごだいみょう)は、軍事・警察権能だけでなく、
>経済的権能をも獲得し、一国内に領域的・一円的な支配を
>強化していった室町時代の守護を表す日本史上の概念。(ウィキ

・・・・・とあるように、室町幕府のえらいさんですから。

もうすこしお屋敷が派手なほうが、その他と差が出るというか、見映えがするような気がしました。
いちおうい桶狭間は出てくるけど、名門中の名門、今川家の登場は旗のみという始末。


今のだと、どれもこれも同じ、みたいな印象持っちゃっても仕方ないんですよねえ。

赤松氏といえば、


嘉吉の乱(かきつのらん)は、室町時代の嘉吉元年(1441年)に播磨・備前・美作の守護赤松満祐が室町幕府6代将軍足利義教を暗殺し、領国播磨で幕府方討伐軍に敗れて討たれるまでの一連の騒乱である(ウィキ)


・・・・というようなスキャンダルには事欠かない一族でして。
足利義教は剣豪として鳴らした男だったので、最後まで剣をふるって闘ってた人ではありました。
将軍を暗殺されても赤松一族を潰せもしない、それが室町幕府の権力の限界だったんですね。
徳川幕府の統治のシステムは室町幕府の構造上のミスを埋めていって作られたものでした。


・・・でぼく、色々用事してて、放送が今日だってこと忘れてて、失禁シーンを見逃しました・・・・・
来週から岡田准一出てくるけど失禁しませんよね? 残念・・・

ネタ性はあるとは思うんだけど、すんごくローカルですよねー。
知名度ひくっっ。

あと目薬ネタは江戸時代、大名になった黒田家が正式に否定したがってた事実ですよねw



でね、僕がもし脚本家なりプロデューサーなら、あの少年官兵衛は30分まで。もしくはもうすこししつこく、桶狭間の戦いの衝撃について取り上げると思います・・・。


いちおう次からは少しは有名所もでてくるとはおもうんですけど、予告編やあらすじを見る限り、ウリとなるのは元服した官兵衛が岡田准一。


程度しかなくて・・・・・・


とてもとてもとても、不安な始まりでございました。



てか今日は20分くらい岡田君出しておいたほうがよかったとおもうの。

キャスト、たしかに20代の人物をかなり年上の人物が頑張って演じる・・・みたいなことを昔の大河してましたし、成熟世代のためのドラマだったってかつての有り様を彷彿とさせる感じではあったけど、柴田パパにせよ、なんにせよ、ちょいとね(略)。清盛の中井貴一パパみたいな現役のお色気はないわな。

とにかく、ぼくのテンションをあげる要素に乏しい第一回でした。
いやね、地味な話でも、この人映ってたら視聴者が喜ぶってビジュアルってあるじゃないですか。
いわゆる変なヒトとか。「清盛」が当初、ある程度以上の数字が取れたのもそれがあるからで。
困ったちゃんの足利さんですらわりと常識人っぽい感じを受けた今、その手も使えなさげ。

むむむむ やややややや。



失禁大河にならぬよう、今後の官兵衛殿の御武運をお祈りするしかありませぬ


by horiehiroki | 2014-01-06 09:57 | 大河ドラマ