官兵衛とごちそうさんの新展開


________________

初回で炎上したっきり、話題にもならなくなってきてる(^3^;)・・・・・?w

コメで拝見した言葉ですが、「戦国モノの格調の高さ」。
これが考えさせられます。

大河ドラマがいちばん大河ドラマらしかった時代、黄金期の作品の描写を真似したり、リメイクするようなことはもちろん出来ないし、同じことを繰り返す意味はありません。

ここで、制作陣の努力なり、創意工夫が入りこんでくるのだけど、その意図が、視聴者とは一致しなくなってきてるんですよねー。

戦国モノの格調の高さといえば、旧来の社会秩序がくずれ、新しい規範を探そうとして彷徨う(色んな階級の)人々の希望と苦悩、そこらへんを人間の精神のドラマとして描けるかどうかでしょうねー。
チャンバラバンバンとかではなく。あれはあくまで娯楽要素だと。

それで、また脱線ですが「ごちそうさん」。まさかの展開でおますが、揺れてる(というか、すでにアッチにいってしまってる)旦那はんに「最後の弁当」を手渡し、「出て行ってください」かあ。
ドラマなんで、意図があるんでしょうが・・・・
フツウの男女ならここで完全に破綻しますよね。
奥方の強みといえば、共に過ごした時間と絆くらいしかない状態です。
しかも先方は、初恋の相手にして、泣く泣く別れたような女、さらには大阪など離れても、自活できる女医です。
ご主人の方は14(でしたっけ?)のころからずっと家のために生きてきたような人です。また仕事もうまくいっているとは言い難い。

結局ね、メイコさんはご主人が好きであるなら「行かせてやるしかない」、ですよね。


愛って投資じゃないから、自分から好きになったぶん、むこうからもポジティブな感情を回収しようと思ってるとえらい目にあいます。

なんか理由があるんやろ。
好きな人が、幸せならそれでええやない?

きれい事じゃなく、それくらい思えるお相手でないとつづきまへん。

こういうふうになるのも、誰が悪いとか、あのときワタシの対応が悪かった、とかそういうことは確実にあろうかとは思います。
が、もうなるようにしかなりまへん。
だからこそ、、後悔はしないように、毎日あり続ける必要があるけど、つねに「正しく」生きられる人なんておりまへんし、そういうふうに生きたからといって、「正しい」結果になるともかぎりまへん。

何年ともに暮らそうが、相手を自分の思うように引き寄せ、動かしつづける術なんておまへんのどす。




普通の朝ドラなら、確実にご亭主は戻ってきますけど、ついでにこの手の人生相談なら「必ず、ご主人は戻ってきますよ!」って回答者いいますけど、「ごちそうさんでした!!」ってキメ台詞で笑顔でおわかれしてもよろしいんとちゃいますかねw



曖昧な記憶ですが、現代アートに、電球をふたつ、くっつけてスイッチオンしてるだけのインスタレーションがあります。
傍目には、まったく同じ電球がふたつ点いてるだけ。
なにこれ?
って思います。
しかし、まったく同じに見えても二つの電球の間には微妙な温度差があり、いつか必ず、片方がはじけ飛ぶんですって。

愛情だけでなくあらゆる人間がそれと同じ。


でも人間のハートは電球ではなく、やわらかい素材で出来てますから。
はじけ飛んでからが、あたらしい勝負なんとちがいますか。


・・・・と今週の土曜日のBSプレミアム?での再放送で「ごちそうさん」はまとめて見てる(つまり本編未試聴)の者がお送りしました♥

by horiehiroki | 2014-01-15 21:39 | テレビ