「東京人」4月号 江戸吉原の特集
2016年 03月 03日特集「江戸吉原 闇が生み出す江戸の虹」の号に
寄稿させていただきました!
ぼくが寄稿させていただいたのは
「三大遊郭 江戸吉原、京都島原、大阪新町」
「吉原遊郭あれこれ」の2本です。
20何ページだったか、とにかくどっさりな原稿の御依頼をいただき、
フルカラー! で掲載していただくという名誉をいただきました・・・。
それこそ「三大遊郭」(幻冬舎新書)の執筆時にも
参考文献にさせていただいた著作を多数発表なさってる
渡辺先生、
それからエッセイストの酒井先生の
町歩き対談企画にならび、
表紙にも載せていただきビックリぽんです
まことにありがたいことでございます…。
こちらの記事では、歌舞伎について、
映画の中の吉原遊女について、など新書ではあまりお話しなかったテーマについても
書かせていただきました。
千住の蔵をアトリエになさってるという
イラストレーター・なかだ先生のかきおろしもとてもいいかんじです。
東京人はキャッチの付け方がかっこいいですよね
闇が生み出す江戸の虹とか情緒もあるし、クール。
届いてスグに読み始めてしまいましたが
個人的にオススメなのは板橋区加賀(その名の通り、加賀藩の上屋敷あと)についての
記事です。
現在は板橋駅のほど近いエリアで、巨大な道路なども走ってるため
かなり都会なイメージなんですが……加賀のあたりはなかなか高級でしっとりした住宅街です。
幕末のころ京都から嫁いでくる和宮の目に触れさせてはいけない!
と姿を隠されてしまった「縁切り榎木(通称)」など、板橋宿時代の名残を伝える史跡なんかも
道路沿いにありまして、自転車で行ったことがあったのを思い出しました。
その前に行くべきなところも個人的にはございます。
東京人編集部のご厚意で
中野区・哲学堂特集のMOOKをいただいております。
ここもエリアとしては都会なんですけど、園内に足を踏み入れると鎌倉みたいな風情です。
遠目には。
近付くと、まるで乱歩の小説にでてきそうな不思議なコンセプトで設計された建物群なのですが……
ここもウチから自転車圏です
が、機会にめぐまれず建物(重文)の中に入れたことはありません!