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エロール・ル・カインとハーメルン


最近、カドカワで夏に発売される
乙女の美術史 日本編の文庫版のゲラを見てますが
ひょんなことで知ったエロール・ル・カインという画家の名前…

画集を取り寄せて見ていると、ハーメルンの笛吹男のエピソードが。
そう、こういう牧歌的なイメージのウラにひそむ気持ち悪さがハーメルンの笛吹男の真実なのでは、と。

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グリム童話などで有名ですが、オリジナルは
かなり気味の悪いお話しです。
ネット上の「まとめ」にもなっているんですが、どうも記述自体はアヤフヤ。
ソース自体がよくわかりませんでした
しかしただの気味悪い話が好きなファン以外にも
歴史学者・文学者たちもこのエピソードに惹きつけられており、
彼らの手による論文まで存在しています。
ハーメルン市内の建築物に書かれた碑文を元に考えると
実際に子どもたちはいなくなったようです。
……というような話を描いてたなぁ……と。

秋発売の「恐い世界史」(三笠書房)って新作にそのあたりの経緯をまとめたので、
お読み下さいませ
もうすぐこちらもゲラのチェックが始まります…

やっぱり昔に生きてるってだけでも「恐い」ですね。
現代はつくづく安全となりました。
by horiehiroki | 2016-06-21 11:04 | 読書