11月20日のキク

今年は良くないタイプの雨が多いからか、気温が安定しないからか、例年よりも菊の開花がかなり遅れていてヤキモキです。

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緋の舞の二番花の本日の様子です。どんどんゴージャスになってきました。

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嵯峨の花という品種です。


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こちらは嵯峨の暁。炎がうずまくように蕾の中から花弁がうねりだしてきています。花のカタチが変わり続ける様を「花芸」として昔から楽しんだそうです。

いずれも江戸時代以前にルーツを持つ「古典菊」である嵯峨菊の仲間です。
古典菊の育成に熱心な川崎市緑化センターからわけていただいた苗です(その節はたいへんお世話になりました)。興味を持たれた方、来年は伺ってみてはいかがでしょうか。
200年以上の歴史を持つ品種なんですが、花や茎の繊細さから想像される弱さはどこにもなく、むしろ育てやすく、細いわりにグニャグニャと曲がることもいちどもなく、病気にも強くて元気なのに気付きました。
最近、作られた似たような性質の葉っぱや茎を持つ品種にくらべてもとても育てやすい!


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こちらはサンオレンジという品種、二期咲きの菊。本来は6月にも開花するらしいですが、今年は一回だけでした。オレンジと黄色の間かな?

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これがジジの二番花です。9月に咲いていたジジとはまったく別の花というくらいイメージが……。
今回はフクジュソウみたいな鮮やかなイエロー。

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最初は赤とオレンジでしたが、二番花はなんだかミニバラみたいなカタチと赤さ

<参考> 赤とオレンジの一番花
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↓はジジの白とピンクとして育ててる株の二番花。こちらも
ミニバラみたいです。もともとは白の真ん中がピンクに近い色だったような……。


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<参考>しろとピンクの一番花
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・・・と驚きの変化をみせてくれています。花の大きさどころか形自体が違うんですよね。配色とか。

二番花のジジは、クラシカルな少女漫画に出てくるようなお花のイメージです。キュート!
放っておいても小さく枝葉がしげってまとまりますし、9月と11月で、2回も開花する元気さはすばらしいです。来年はもう少し大きく作ろうかなー


以下、余談。


ジジなんですが、花が一度終わったら、軽く剪定してやったのですが、その時に取った古い葉を
捕まえて、生態研究のために育てていたイモムシ(園芸愛好家の強敵・ヨトウムシ!!)
食べさせてみたところ、それまでわりと元気だったのに、下痢気味になって食がほそくなり、何もたべなくなり、その数日後には死んでしまいました。
死なれたあとでなんだろう??と思ったのですが、買った時に植えられていた鉢があまりに小さすぎたので、水分不足になりがちだったため、深鉢に植え替える時、オルトラン(水やりするたび熔け出て根から吸い込まれ、葉っぱなどを囓った虫に効果を発揮する、遅効の殺虫剤)を少々撒いていたことを思い出しました。
1ヶ月以上も前ですが。

結果的に、中齢くらいまでの幼虫であれば、オルトランを吸わせた葉を少し食べさせただけで数日後にはヨトウムシは死ぬ…確率が高そうです。
捕らえて飼育していたヨトウガは一時期は太さ数ミリ、大きさ5㎝以上にまで成長していたんですが、この程度の大きさの幼虫こそ、見つけてギョッとさせられます。
ちなみに飼育下では思ったよりバクバクと葉っぱは食べず、一日数回程度食べるだけ。
ヒメシャラの小さな葉4,5枚を2,3日かかって食べるほどのスピードでした。
ただし葉っぱの多い植物や、鉢数が多ければ多いほど、湧いてくる率も高くなり、
往々にして気付いた時には食害がとんでもないことになっているという、
それはそれは憎たらしい害虫ではありました。

それなのに死んでしまうと、ある種のペットロスに襲われたので人間の心は不可解ですねw



20何年ぶりに飼育したペットがイモムシとは・・・・・・


……







by horiehiroki | 2016-11-20 12:36 | 園芸・家事